さらに新たな活動として中国版ツイッターの『微博』やインスタグラムを開設。これまでは遠い存在だった“キムタク”が、より親近感を覚える身近なキャラに変わっていったのだ。
「これも静香さんのプロデュースでしょう」とは佐々木氏。
「SMAP解散後は見た目も急に老け込んだように見えましたが、また色気ある素敵なミドルに戻っています。もしかしたら、今まではどこか無理をしていた部分もあるのかもしれません。今は自然体の木村さんに見えますね。
また、彼のプライベートや秘密裏にされていた家族の姿は皆が知りたがっていたこと。そんな要望やニーズにインスタという身近な手段を使って応える。静香さんには空気を読む力があるのだなと。家族をまとめ上げ、なおかつプロデュースして輝かせてきた。これはすごい才能だと思います」(佐々木氏)
妻がいて子どもがいる。これまでは当たり前に表現できなかった“自然体の木村拓哉”を見せることは、俳優人生をも伸ばすことになりそうだ。
「SMAP時代はたしかに“ヒーロー”であり続けましたが、ドラマや映画に出演しても“何をやってもキムタク”と揶揄されてきました。
ですが、父親役を演じることにも違和感なく、さらに『教場』(フジテレビ系)のようなクセのある難役も不思議とハマるようになっています。
役者にとって、イメージは意外と大事。起用する側とすれば、例えば“アイドルならアイドルらしい”視聴者が期待するイメージにあった配役を考えるものですが、今の木村さんならば“今度はどんな役やるの?”と、いい意味で期待を裏切ることができます。これからの活躍が楽しみですね」(ドラマ制作プロデューサー)
木村と静香、本当の夫婦仲は
昨年に結婚20周年にあたる「磁器婚式」を迎えて、芸能界を代表するファミリーを築いてきた木村と静香。では、夫婦としての2人の仲はどうか。『週刊女性』も幾度となく、共通の趣味であるサーフィンやゴルフなどに興じる仲睦まじい様子を報じてきた。
「何かと批判の対象になりがちですが、2人は本当に理想の夫婦だと思いますよ。それこそ『いい夫婦の日』のベストパートナーに選ばれないのが不思議なくらい(笑)。
結婚当初は、静香さんが“キムタクをつかまえた”などと言われましたが、それは逆で木村さんが“いい奥さんをもらった”の方が正しいのかもしれません。
静香さん次第でしょうが、いつか木村ファミリーが揃って表舞台に立つ日が来るかもしれません。それこそ、CocomiさんやKoki,さんも登場する家族の密着ドキュメンタリーなんて見てみたいものです(笑)」(佐々木氏)
とりあえず11月22日の“授賞式”を心待ちにしたい。