購入か贈与かはさておき、木村が別荘を所有していることが明確になったわけだが、これまでささやかれきた“都市伝説”においては新展開だ。かつての木村といえばいっさいの私生活を匂わせない秘密主義者だっただけに、プライベートに関する様々なウワサや憶測が蔓延っていたのだが、その一つが“キムタクの別荘”だった。
趣味のバス釣り、サーフィン、ゴルフにゆかりがある全国各地の高級住宅街や別荘地において、“キムタクの別荘がある”などと信じられていた。かくいう取材班も情報を入手しては幾度となく現地に赴くも、地元住民に教えられた「あれがキムタクの家」は実際の持ち主は別人、というのが恒例のオチだった。河口湖付近の別荘地においても同様だったのだが、ついぞ特定には至らなかったのだ。
別荘は「あるワケがない」
そして2015年11月、都市伝説に終止符を打ったのが木村本人。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の企画にて《木村拓哉の都市伝説》が検証されたのだが、香取慎吾から「木村くんは関東に別荘が20か所ある」と問われ、苦笑いしながら「ウソです。あるワケがない」と噂を否定。さらに木村自身も地方に行った際、本人と気づかなかった地元のコンビニ店員から「あそこ、キムタクんち」と教えられたことも明かしていた。
確かに香取は「関東に」「20か所」と聞いたわけで、それに対して「あるワケがない」としたのならば、木村はウソは言っていない。とはいえ、この時すでに河口湖に“タマホーム別荘”を所有していたのだ。
「まあ、現在も木村さんらは訪れているそうですし、番組内で“いや、河口湖に別荘あります”とは言いませんよ。それに対価を支払ったとはいえ、CM出演したタマホームに建ててもらったとあれば秘密にしておきたいのはなおさらのこと。今に置き換えれば、『日産』で車を購入してドライブし、家族で『マクドナルド』のハンバーガーを食べるようなものですから。ちょっと、想像はできませんが(笑)」(芸能プロマネージャー)