《結婚致しましたことをご報告申し上げます》

《結婚させていただくことになりました》

 9月28日、嵐の櫻井翔と相葉雅紀が結婚したことを発表した。

「櫻井さんは慶應義塾大学時代の同級生で元テレビ局社員と、相葉さんは1学年上の女性と今月婚姻届を提出しました。嵐は‘19年に二宮和也さんが結婚しているので、3人が既婚者となりましたね」(スポーツ紙記者)

 昨年12月、週刊女性はグループ活動を休止した今年、2人がゴールインする“結婚ドミノ”状態になる可能性について報じていた。だが、2人同時に結婚発表というのは、長いジャニーズの歴史の中でも初めて。異例の発表になった理由について、テレビ局関係者はこう話す。

デビュー25周年となる‘24年までにメンバーの私生活に関する発表を済ませておきたいのでは。嵐は、解散ではなく、“いつか戻ってくる”と強調していました。'24年はその復活の年だと期待されています。今後、グループ活動を再開し、コンサートもやるようになれば、結婚発表のタイミングも難しくなるでしょうからね

後継はKing&Prince

‘19年に二宮がゴールインしたのは、嵐の20周年ツアーの最中だったため、ショックを受けるファンも多かった。 そんな彼女たちの姿を見て、相葉と櫻井は“同じ思いをさせたくない”という気持ちが芽生えたのかもしれない。

 その点、今回の発表のタイミングはベストだったといえる。

「7月23日から8月8日まで『NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター』を務めました。この仕事は、‘19年から嵐の5人として決まっていた大役でした。また、11月3日のデビュー記念日には、嵐のコンサートを記録したライブフィルム映画を公開することも決まっている。グループとしての仕事がひと区切りついたときだったと思いますよ」(同・テレビ局関係者)

 これまでジャニーズのタレントは、”グループで1人しか結婚できない”と噂されたこともあった。その中で、‘00年代後半から最前線を走っていた嵐については、結婚という話自体が“タブー”のように見られていた。そんな状況の中で3人も既婚者を出せたのには、こんな事情も。

“ライブで稼ぐ”役目は、King&Princeに担ってもらおうと考えているのでしょう。ジャニーズ事務所の中でも、“事務所の未来は、キンプリにかかっている”という声があがっているといいます。嵐はこれまで自分のことよりも事務所やファンを最優先にしてきました。しかし、活動休止中のいまは、そうした役割は後輩たちに任せて、嵐のメンバーにはプライベートも満喫させてあげたいと思っているのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 21年間、応援してくれる人たちのため、ときに寝る間も惜しんできた櫻井と相葉。そんな2人が幸せを手にしたことをファンも喜んでいるはず!