BTSから見る「休暇」の必要性

 忙しいことは人気のある証拠とも言えるが、「アイドルに取って休暇は重要なこと」と話すのはエンタメ誌記者だ。

「今月6日、世界的人気のBTSは、2019年以来2度目となる公式の長期休暇を取ることを発表しました。

 BTSはデビューから6年走り続け2019年に“充電期間”として1か月の長期休暇を取得しました。その後、カムバックした彼らが世界的に大きく飛躍したことからも、多忙なアイドルにとっての長期休暇の有益さが分かると思います」

 キンプリは今年5月にHIPHOPナンバー『Magic Touch』をリリース。振り付けも全米最強と言われるダンサー、メルビン・ティムティムが担当。また7月リリースの3rdアルバム収録曲『Namae Oshiete』は世界的ヒットメーカーBabyfaceがプロデュースした。どちらも全編英詞で、これまでのジャニーズアイドルらしいイメージを良い意味で裏切った。

キンプリの公式インスタグラムでは海外ファン向けに英訳を付けたり、デビューシングルの『シンデレラガール』のような王道アイドルではないクールな楽曲にも挑戦しています。

 また高橋さん、平野さんをはじめ全員が高いダンススキルを持っている。忙しい仕事の合間を縫って語学を勉強するなど、海外進出も視野に入れてるのではないでしょうか」(前出・エンタメ誌記者)

 すでに国内ではトップアイドルとも言えるKing & Princeだが、彼らは事務所初の世界的ボーイズグループになりうる存在だ。これからのジャニーズを背負う平野への期待は相当なものなのかもしれない。

 クリスマスから年末のライブを駆け抜ける平野に心身の休息とリフレッシュがあることを願うばかりだ。