歌やダンスなどのアイドル業以外にも、近年活躍の場を大きく広げているジャニーズタレントたち。情報番組のMCやコメンテーター、音楽番組の司会などに抜擢される機会もますます増加し、持ち前の「しゃべり」を武器に存在感を放つメンバーも多い。
そこで今回は、ジャニーズ事務所所属タレントで「トークがうまい」のは誰なのか、アンケートを実施。20代~50代の女性1200名の回答をもとにランキングを作成。
嵐から離れてますます磨きが
堂々の1位を飾ったのが、関ジャニ∞の村上信五(40)。「関西弁のテンポのよさと、いい意味でジャニーズらしくないトーク展開が最高」(31歳・会社員)、「共演者との距離感がちょうどよく、切り返しも抜群にうまい」(44歳・専業主婦)など、全世代から断トツの支持を獲得。特に『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でのマツコ・デラックスとの軽快な掛け合いや、多様な番組の司会歴についての評価の声が多く寄せられた。
芸能コメンテーターの木村隆志さんによると。
「一般人とこれだけうまく絡めるジャニーズも珍しく、退所した中居正広さんの跡を継ぐ存在としても期待されています。MCとしての脂が乗りきった年代でもあり、この評価は納得の結果といえそうです」(木村さん、以下同)
続く2位、3位には嵐の櫻井翔(40)と二宮和也(39)が揃ってランクイン。
櫻井は2006年から『news zero』(日本テレビ系)のキャスターを務め、ジャニーズに報道番組出演への道を切り開いた存在で、「知識が豊富で的確なコメントでまとめる能力に秀でている」(28歳・会社員)など、キャスター業での活躍を評価する声が多かった。一方、二宮は「ツッコミのワードセンスがよく、芸人さんとの相性がいい」(35歳・パート)と、バラエティー番組でうまく切り込んでいくトーク力が評価された。
「櫻井さんは知性をウリにしたコメント力以外でも、共演する芸人さんの話力を着実に吸収していて、当意即妙な切り返しも抜群にうまい。また、二宮さんの脱力感やヌケ感のある独特のセンスと、求められている役割を確実に果たす職人のようなトーク力は、業界でもかなり評価されていています。いずれも嵐というグループから離れた環境において、ますます磨き上げられてきていると思いますね」