心地よい長崎の五島ことばにも注目!
☆推しポイント〈4〉ものづくりの街とばらもん凧
「飛行機はものすごい数多くの部品でできていて、たくさんの技術の結晶であるというイメージからヒロインが暮らす場所をものづくりの街の東大阪にしました。ドラマの大切な要素のひとつが五島列島の“ばらもん凧”です。子どもの健やかな成長を願ってあげる凧があることを知りドラマのテーマと一致すると思いました。
凧は向かい風を受けないとあがらない。そしてひとりで頑張ってあげるのではなく、いろんな人の手助けによって空高くあがっていく。引っ込み思案の舞が変わるきっかけの象徴で、成長を見守るシンボルとして登場します」
☆推しポイント〈5〉脚本家3人体制で精度の高い内容に
メインとなる桑原亮子のほかに嶋田うれ葉、佃良太の3人が脚本を担当する。
「今回は人力飛行機や航空学校など朝ドラではこれまで扱っていないような専門的なジャンルを描いています。そこを理解してドラマとして作り込むためにはチームとして取り組んだほうがより豊かで精度の高い物語にしていけるという判断です。
基本的なコンセプトを手がけた桑原さんを中心に物語の核心を共有して手分けして担当しています。朝ドラで複数人の脚本家が担当するのは決して珍しいことではないです」
☆推しポイント〈6〉“あっぱよー”五島ことばにも注目
長崎県出身で子どものころに五島列島で育った長濱ねるが、祥子(高畑淳子)が作るジャムを販売している土産物店の店員、山中さくら役で出演する。
「長濱さんは五島列島の方が持っているおおらかさをストレートにお芝居に反映してくれています。さくらはおもしろいキャラクターでドラマのいい味つけにもなっています」と熊野CP。収録現場では長濱が五島ことばを教授することも。
驚いたり、喜んだりするときの“あっぱよー”“ばえー”のほか、祥子がよく口にする“およ”(そうだの意味)など心地いい響きの五島ことばにも注目!