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ー きっとキンプリの魅力が世界に届くはず

 

 11月4日、King & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀(25)と岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人が、来年5月に同グループを脱退することが発表された。人気絶頂だったにも関わらずメンバーの脱退が決まり、ショックを受けたファンはあまりに多い。脱退報道が出てから約2週間が経ち、そんな嫌なムードを断ち切ろうと奮起になるファンによるある“活動”が話題になっている。

 そもそも脱退組の3人が同グループを抜ける理由は、“活動を続けても世界進出が厳しいと判断したから”とされている。それが彼らの真意かどうかは定かではないが、脱退理由を知ったティアラ(キンプリファンの愛称)たちによるキンプリの夢であった“世界進出を目指す彼らに貢献したい”という思いに拍車がかかったようだ。

きっとキンプリの魅力が世界に届くはず

 そんなティアラたちはどのようにして“貢献”しようとしているのだろうか。SNSによれば、YouTubeに公開されている彼らのMVをひたすら再生することらしい。しかも複数のスマホやタブレット、パソコンを駆使し、繰り返し閲覧しているというのだ。実際に“再生数稼ぎ”をしている人からは、

「スマホ10台、タブレット3台で、とにかく毎日頑張ってる。再生数が上がれば、きっとキンプリの魅力が世界に届くはず」

「残された期間は約半年で時間がない。そう思ったら、端末を増やすのは全然、苦じゃない!」

 といったコメントが上がっている。また真偽のほどはわからないが、再生数稼ぎの合間に海外アーティスト関連の動画を挟めば、国外の視聴者のオススメ候補としてピックアップされる可能性が高まるそうだ。ティアラ界隈で広まっている方法らしく、SNS上では、

「アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーなどの動画を観るのがオススメ」

「ティアラたちの活動だけじゃ間に合わないかもしれないので、他界隈の人にも協力してもらうためにも、BTSとかの動画も見るようにしてる」

 など、活動内容を綴った投稿も寄せられている。そこにはキンプリが世界に認められようものならジャニーズ脱退も防げるのでは? といった思惑もあるのだという。

 ティアラたちの努力は“YouTubeの動画回し”だけでは留まらず、動画配信サービス「TVer」にアップされている平野出演のドラマ『クロサギ』(TBS系)などの“再生数増加”もおこなっており、世界進出だけでなく、日本国内においてもキンプリの存在感を示したいという思いがその活動に反映されている。

 急ピッチで進められているキンプリの存続をかけた“動画回し”。最後の手段となった今、ティアラたちの努力が報われる日はくるのだろうか。