「例えば、愛子さまがご結婚後も皇室に残られ、ご結婚相手が旧宮家の出身者として“皇族との養子縁組”で皇族の身分を取得している場合、“皇族同士のご結婚”となります。男子がお生まれなら皇位継承資格を持つことになるでしょう。しかし、そのようなご結婚については、ご本人のお気持ちをどれだけ尊重したのか、との疑問が生じかねません」(高森さん)
皇族であるがゆえに政治的圧力で結婚相手を限定されるのは望ましくないという声は大きい。
“美しさに磨きがかかった”
「出会いの場が少ない皇族方にとっては、大学生活が意中のお相手を探される絶好のチャンス。秋篠宮さまと紀子さま、眞子さんと小室圭さんも“キャンパスの恋”でした」(前出・宮内庁OB)
'10年4月、『国際基督教大学』の入学式に臨んだ眞子さんは、紺色のスーツに薄くメイクを施したのみで、素朴な印象だった。
'17年の婚約内定会見によると、眞子さんと圭さんの初めての出会いは大学3年生だった'12年の留学説明会。ふたりの留学前に交際を開始し、'13年12月、圭さんからのプロポーズを受けたという。
「学生時代の眞子さんは、みるみるうちにスマートになり、髪型やメイクも格段に華やかになりました。大学3年生のころから付き合っていた圭さんとの交際が明らかになったのは、卒業から2年以上が経過してからでしたが、“恋をするときれいになる”というのは本当なんだ、と実感しました」(前出・皇室担当記者)
眞子さんが圭さんと交際を始めた時期と、ちょうど同じ年頃の愛子さまは、夢に描いたキャンパスライフを送っておられるとは言いがたい。だが、“美しさに磨きがかかった”という点は、眞子さんと共通しているだろう。
「'20年と'21年以降で明確に違うのは、歯並びです。歯を整えられてから、笑顔が一層輝きを増したように感じます」
そう話すのは、歴史文化学研究者で皇室のファッションにも詳しい青木淳子さん。
「メイクは以前に比べて、切れ長の目が映えるように工夫され、上まぶたの際にうっすらとブラウンが、下まぶたには、涙袋が映えるライトカラーが挿されているとお見受けします。また眉の形も、大人っぽく整えられました。愛子さまの素肌の美しさが際立つナチュラルメイクですね」(青木さん)
ファッションは20歳を境に、レースやフリルのついた甘いデザインからシンプルでエレガントなスタイルに。