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『さぁ飲み散らかそう』
Twitterのアカウント“もりのくまさん”からは毎日のように景気のいい言葉がつぶやかれていた。
警視庁保安課は27日、東京・歌舞伎町にあるホストクラブの常連客だった女性(23)に、路上で売春行為をけしかけたとして、ホストクラブ従業員の江川誉容疑者(25)を買春防止法違反の教唆の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、いわゆる“立ちんぼ”の教唆容疑での立件は異例中の異例だという。
金に困っているなら立ちんぼしてみなよ
「そもそも、女性が買春防止法違反の疑いで現行犯逮捕されたことがきっかけで、江川容疑者は逮捕されている。女性の供述によると、“金に困っているなら立ちんぼしてみなよ”“稼いだら店でも会える”などと容疑者が言葉巧みにそそのかし、歌舞伎町にある区立大久保公園周辺の歩道などで買春の客待ちをさせたという」(全国紙社会部記者)
女性は容疑者が務めるホストクラブに2か月ほど前から通い始め、
「常時20万円ほどの未払い金があったようです。金に困った彼女に容疑者は“立ちんぼ”をすすめ、40日間にわたって客待ちをさせ、買春で得た金銭の約8割が江川容疑者の元へ。残った2割の金で生活していたという」(同・社会部記者)
容疑者は警察の取り調べに対して
「自分の売り上げや指名本数を上げるためにそそのかした」
と容疑を認める供述をしているという。
冒頭の言葉は容疑者が店の宣伝に使っていたアカウントから発信されたもの。店での源氏名はアカウント名と同じ“もりのくまさん”だった。ほぼ毎日、“飲みまくった”“飲み散らかした”などと投稿しており、店の売り上げを立てることに人一倍のめり込んでいたことがうかがえる。
そんな中、ネットで話題が集めたのは、容疑者がTwitterに投稿していた自撮り写真だ。