68万人に向けてドラマPR成功
『レジェバタ』と『どうする家康』で同じような批判の声があがるのは、ある意味“脚本の呪い”といえる気も。この状況に立ち上がったのが、ほかならぬ松本だった。
「松本さんは完璧主義で、作品に並々ならぬ情熱を注ぐタイプ。自身の役作りから現場の空気感まですべてこだわるし、座長としての責任感も強い。『どうする家康』が賛否両論であることは、もちろん知っているでしょう。そのなかで、家康ゆかりの地である浜松市に行けるというのは、松本さんにとっては視聴者の“ナマの反応”が見られる、またとない機会。今回の武者行列にも気合を入れていましたよ」(芸能プロ関係者)
実際に松本は撮影で多忙にもかかわらず、武者行列の1か月前から前述した差し入れ弁当の企画や発注などの準備に邁進。しかも、全額ポケットマネーで地元民をねぎらったのだ。
「今は批判の声があったとしても、大河ドラマは年末までまだまだ続きます。まずは地元の人に『どうする家康』を愛してもらいたいという気持ちで行列に臨んだそうですが、蓋を開けてみれば他県からもファンが大勢押し寄せることに。大きな事故もなく無事に済んだので、一挙に68万人に向けてドラマのPRができたということです。松本さんはこれに満足しており、これからの撮影にも意欲を見せていましたよ」(同・芸能プロ関係者)
松本の尽力で、今後の評判は“どうなる”!?