危惧される“イニシャル問題”
「毎年春から夏ごろにアルバムをリリースしていましたが、2021年8月10日に発売されたベストアルバムが最後。シングルも昨年8月と12月に発売された以降、リリースがなく、コンサートツアーも発表されていないのです。今年のツアーは北山さん脱退後に“6人”で開催される予定だと聞いています。“7人”のイメージをつけたくないのか、グループ全員での取材も、新たなオファーは断っていたそうです」
退所後のキスマイには、こんな不安も。
「もともとキスマイは、メンバーのイニシャルがグループ名の由来になっています。北山さんが抜けるとどうなってしまうのか……」(音楽業界関係者、以下同)
現在のイニシャルは、以下のとおりだ。
Ki=北山宏光 s=千賀健永 M=宮田俊哉 y=横尾渉 F=藤ヶ谷太輔 t=玉森裕太 2=二階堂高嗣
「もともと、“i”はデビュー前にグループに所属していた飯田恭平さんが担っていました。しかし、2006年春ごろに飯田さんが脱退し、北山さんが“Ki”担当になりました。
同じくイニシャルが由来のKAT-TUNは、KAを亀梨さん(Kazuya KAmenashi)、TTUを上田竜也(TaTsuya Ueda)さん、Nを中丸雄一(Yuichi Nakamaru)さんが担うことにして “ギリギリ”で成立しています。しかし、北山さんの“Ki”を現在のメンバーの名前で補うことは難しい。イニシャルや北山さんの名前が歌詞に含まれた楽曲『Kis-My-Calling!』は封印されるかもしれませんね」
キスマイの未来はどうなるのか--。