今作の公開に続き、7月29日からはSixTONESの松村北斗とダブル主演するドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系、毎週土曜日)がスタートと俳優としての評価も高まっている。
「特別にこういう作品に出たい、こんな俳優になりたいというものがあまりないんです。“なにわ男子”の西畑だからこそ、今回の映画にも出演できていると思っていますし。ただ、自分が出演した作品はより良いものにしたいですし、携わらせていただく以上、やっぱりたくさんの方に見ていただきたいです。そして、作品に触れてくださった方に、なにわ男子を知っていただきたい。そんな思いがあります」
ホラー以外の“怖いもの”は「人」!?
次は、キラキラのラブコメ作品にも挑戦してほしいと伝えると、苦笑いする。
「ちょっと恥ずかしいです……。もちろん、声をかけていただけるならぜひ! また、ホラー映画でも出演させていただきたいです」
現実と仮想(メタバース)というふたつの空間で繰り広げられる、逃げ場のない恐怖に支配される映画。主演ながら、試写を見て大声を出してしまったと語る西畑にホラー以外の怖いものを聞くと“人”と答える。
「“なんで、そんなことをするんだろうな”って思うこと、ありますよね。怖いけれど、人は人がいないと生きてはいけない。大げさな表現かもしれませんが、人の支えがないと生きられない。もうひとつ挙げるとしたら、時間。お金では買えない、大切なもの。
自分に、あとどのくらいの時間が残っているのかわからないとかって考え始めると、怖いなって思います。それと、納豆! 昔から苦手で。何度も挑戦しているんですけど、やっぱり克服できなくて。怖いなって思ってしまいます(笑)」
●赤い色が効果的に使われている映画
なにわ男子での僕のメンバーカラーが赤なので、自然と赤い色を目で追ってしまいますね。野球だと、広島東洋カープの選手を目で追ってしまうみたいな(笑)。あと、鼻の粘膜が弱いので、たまに鼻血が出てしまうことがあって。赤といえば、鼻血の赤のイメージもあります(笑)。
●なにわ男子のメンバーも『忌怪島/きかいじま』を見た?
ある企画でメンバーと一緒に見ました。基本、みんなホラー系は苦手やと思います。僕、1回見てストーリーを知っているのに、それでも怖くて。怖いシーンが近づくたびに体育座りしながら見ていました(笑)。映画が終わったあと、みんなため息をついてましたね。
映画『忌怪島/きかいじま』
6月16日全国公開 配給:東映
(c)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会