キレやすいクレーマー体質
独身の最上容疑者は、犯行現場から徒歩約10分、家賃約6万円のワンルームマンションでひとり暮らし。郵便ポストに訪問販売を断るシールや「チラシ厳禁」のシールを4枚も貼るなど主張が強い。周辺住民らによると、いわゆるクレーマー体質でキレやすい側面があったようだ。
地元の男性が振り返る。
「細い道を歩行中、後ろから来た車にクラクションを鳴らされて“おいっ! 何鳴らしてんだよ!”と怒鳴っていた。ほかにも購入した商品のカスタマーセンターにクレームの電話を入れ、その対応についてなぜか路上で不満をぶちまけるなど怒りっぽかった」
店を出入り禁止になったのも、短気がきっかけだった。
事情を知る別のフィリピンパブのホステスが明かす。
「お気に入りのホステスをめぐってほかの客に絡むなどして店側とトラブルになり、やがて支払い料金についても揉めるようになったようです。容疑者が好意を寄せていたのは40代のスレンダーな美人ホステスと聞いています」
お金のあるときは連日通い詰めていたという被害女性のパブで入店を断られるようになったのは今年3〜4月ごろ。ストレスを溜め込んだ様子で、別のフィリピンパブに顔を出していた。