一方で、2022年11月に突如としてジャニーズから去った元副社長には猜疑の目が向けられている。

《なんで全部ジュリーさんに押し付けるわけ?タッキーは?》

《性加害疑惑が出る前にバックれた滝沢よりこうやって被害者の方と話し合ってジャニタレを守ったジュリーさんの方が何倍も信頼出来るし辞任しないでほしい》

滝沢氏も性加害を知っていたのか

 元ジャニーズ事務所副社長で、ジャニー氏の後継者として子会社「ジャニーズアイランド」社長を任された元「タッキー&翼」滝沢秀明氏だ。2019年7月の“家族葬”では、霊柩車の助手席でジャニー氏の遺影を手にしていたほどの深い間柄だったタッキーだ。

「当然ながら、誰よりもジャニーさんを身近に見てきたタッキーだけに、“性加害を知っていたのでは?”と疑われてしまうのも無理はない。本来ならば、ジュリーさんと並んで責任を負うべき人物とみなされているみたいですね」(前出・チーフマネージャー、以下同)

 3月に新事務所『TOBE』を立ち上げて、元V6・三宅健、元King & Prince・平野紫耀と神宮寺勇太、そして『IMP.』ことIMPACTors、元ジャニーズJr.の大東立樹ら“辞めジャニ”を呼び寄せている滝沢氏。

「“タッキーズ事務所”が目に見えて勢力拡大していく傍らで、性加害問題が明るみに出て瞬く間に窮地に立たされていったジャニーズ事務所ジュリー氏。

 なんとも“逃げ得”感が漂ってしまいますが、経営陣だった元“当事者”として、またジャニーさんからの寵愛を受けた身として、タッキー自身もまた説明責任があるのかもしれません」

 滝沢氏の口から真実が語られる日は来るのだろうか。