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ー どんな姿を見たら応援したくなるのか

 

 11月8日に14枚目のシングル『愛し生きること』がリリースされるKinɡ & Princeの永瀬廉。11月10日には主演映画の『法廷遊戯』が公開予定と多方面で活躍中だが、さらに明るい話題をキャッチ!

「永瀬さんは2017年に明治学院大学社会学部に入学。同大学に通っていたSexy Zoneの中島健人さんからのすすめだったそう。多忙であまり授業に出席できず、6年半かかりましたが、必要な単位数を取り終え、9月上旬に卒業が決まったようです。留年した人のための卒業式が9月15日に行われましたが、永瀬さんは仕事で欠席したようです」(芸能プロ関係者)

 卒業間近には“明学会”が開催されていた。

「永瀬さんと中島さん、関西ジャニーズグループ『7MEN侍』の菅田琳寧さん、『少年忍者』の安嶋秀生さんで食事会をしたそうです。この4人は同じ明治学院大学出身。中島さんに頼まれて永瀬さんが幹事となり、しゃぶしゃぶを食べに行ったようです」(スポーツ紙記者、以下同)

 入学した翌年の2018年にリリースされたキンプリの『シンデレラガール』でデビューした永瀬だったが、苦難が待っていた。

「グループの活動は順調に見えましたが、2023年5月22日で平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人が脱退。現在は高橋海人さんと2人でキンプリを継続しています」

 デビューから“分裂”まで、さまざまなことがあったが、大学では卒業論文も書いていたという永瀬。卒論を指導した明治学院大学社会学部の佐藤正晴教授に話を聞いた。

どんな姿を見たら応援したくなるのか

「芸能の仕事が忙しく、コロナ禍でオンライン授業となり、対面授業に戻ると友達はみんな卒業しているという状況で……。あきらめることなく、辞めずに卒業したのは感心しました。卒論を書かなくても卒業はできますが、誰に言われるでもなく、ゼミに入って書くことを選択していました。提出日は2日間ありましたが、初日の午前中に2万字以上の論文を提出したときは正直、驚きました」

 気になるのは卒論の“中身”。テーマは『人が応援するという心理』だった。

「アイドルやスポーツを応援する人の心理について研究した論文でした。どんな姿を見たら応援したくなるのか、応援される側にも工夫や努力が必要なのではないかといったことなどについて研究し、自分がプロデュースしたコンサートについてなどの実体験に基づいた実証的な側面と、専門書を読み込んだ理論的な側面の“二刀流”。結論部分では、“応援する心理について学び、応援される側の態度や仕事に対しての誠意がとても大切である”としていました」(佐藤教授)

 ファン心理を研究してステージに立つ永瀬が楽しみだ。