『ジャニーズ事務所』から『SMILE-UP.（スマイルアップ）』への社名変更と、タレントの所属先となる新事務所名をファンクラブ公募することを発表した東山紀之社長と井ノ原快彦副社長。「ジャニーズ」は実質的な“廃業”となるーー。
そんな騒動下の10月4日に新橋演舞場で初日を迎えた、ジャニーズグループ『美 少年』主演の舞台『少年たち』。一連の出来事を払拭するかの如く、多くのファンが観劇に訪れては故ジャニー喜多川氏が手がけたエンターテイメントを楽しんだよう。
「とは言え、今までの舞台に必ず表記されていた“企画・構成・総合演出 ジャニー喜多川”の名前はなし。舞台演出を務めたのはSnow Man・岩本照ですが、徹底したジャニーズ排除の構成が見られました。
劇中のアドリブでも“ジャニーズ”を口にする演者はおらず、エンドロールにおいてもジャニーさんはおろか、ジャニーズJr.を表記する代わりに各々の名前が丁寧に紹介されました。いよいよ“ジャニーズがなくなるのか”と実感する舞台でしたね」
とは舞台を取材したスポーツ紙・担当記者の解説。社名変更が正式決定される前に制作されたであろう、美 少年メンバー6人によるポスターにはまだ《ジャニーズJr.》が書かれてはいるが、以降に開催される舞台にはそれもなくなるのかもしれない。
そんな着々と、粛々と進行されている“ジャニーズ撤廃”の一方で、ファンが熱視線を注いでいるのがーー、
《少年たちのオフショとグッズがジャニーズの名前で出る最後の関連グッズなのかな》
《買う予定無かったのにもうジャニーズの名前なくなるからと思ってグッズ衝動買いしてしまった》
《少なくとも、さすがに今回のグッズはまだ(c)ジャニーズアソシエーツの名前が付いてるんだろうけど、もうこの名前を見ることもないのだろうからなぁ。 (c)ジャニーズきっと見納めだねー》
ジャニショにはグッズ求めるファンが殺到
“最後のジャニーズグッズ”になるかもしれない舞台『少年たち』、そしてオンラインストアやジャニーズショップで販売されている公式グッズ。彼女たちはこぞって“ジャニーズグッズ”を買い求めているというのだ。
「年内にもジャニーズタレントが出演する舞台は他にもありますが、ジャニーズ主催でジャニーズJr.が出演する、公式グッズを展開する舞台はおそらく『少年たち』が最後になると思います。
また社名変更を機に、“ジャニーズ”のクレジットが入ったグッズも全て取り替えられる可能性もあります。各地のジャニーズショップには“駆け込み買い”するファンが殺到して連日の大行列、整理券がないと入店できない店舗もあるみたいですよ」（前出・担当記者）
名前が変わろうとも、ファンの“ジャニーズ愛”は変わらないようだ。
