10月15日、滝沢秀明氏の新事務所『TOBE』で新グループ『Number_i』として活動していくことを発表した平野紫耀(26)・神宮寺勇太(25)・岸優太(28)。King & Princeだった3人が新しいグループとして活動していくことになった。そんな彼らの次の動向は……。
『Number_i』のデビュー曲は大物アーティストが手がける!?
これまでTOBEからはジャニーズJr.でIMPACTorsとして活動していた『IMP.』が3作をリリース、元V6の三宅健も1曲をリリースした。
平野と神宮寺より後に所属したIMP.が先にリリースする形となったが、岸の合流を念頭においてのことだろう。TOBEの中でもインスタフォロワー数トップの平野がいるNumber_iのアーティスト活動も気になるところだ。
グループでの活動を発表した彼らの再デビュー曲は一体どんなものになるのか。音楽雑誌編集者はこう語る。
「デビュー曲は相当力を入れたものになるでしょう。IMP.の『CRUISIN’』も韓国でBTS・ジミンの楽曲を作った豪華勢。三宅健も若年層から注目のSIRUPが楽曲を担当しました。平野たちの新グループNumber_iも確実に獲りにくるでしょうね」
滝沢秀明氏率いるTOBEは元ジャニーズがほとんど。デビュー曲もジャニーズイズムが継承されていてもおかしくない。そこでこれまでジャニーズ事務所から排出したグループのデビュー曲を見てみよう。
少年隊『仮面舞踏会』
SMAP『Can't Stop!!-LOVING-』
TOKIO『LOVE YOU ONLY』
V6 『MUSIC FOR THE PEOPLE』
KinKi Kids 『硝子の少年』
嵐 『A・RA・SHI』
タッキー&翼 アルバム『Hatachi』でデビュー
NEWS 『NEWSニッポン』
関ジャニ∞ 『浪花いろは節』
KAT-TUN 『Real Face』
Hey!Say!JUMP 『Ultra Music Power』
Kis-My-Ft2 『Everybody Go』
Sexy Zone 『Sexy Zone』
A.B.C.-Z 『Za ABC〜5stars〜』
ジャニーズWEST 『ええじゃないか』
King & Prince 『シンデレラガール』
Snow Man 『D.D』
SixTONES 『Imitation Rain』
なにわ男子 『初心LOVE(うぶらぶ)』
TravisJapan 『JUST DANCE!』
「KinKi Kidsの『硝子の少年』は山下達郎さんが作曲し、松本隆さんが作詞。何度も作り直したという逸話があります。最近だとSixTONESの『Imitation Rain』は作詞・作曲・編曲に至るまでYOSHIKIさんが担当しました。
一方でKing & Princeの『シンデレラガール』は50曲ほどある候補曲の中から選び抜かれた1曲でコンペ式を採用。いつまでも歌う楽曲だけに耳に残りやすいメロディーラインが多いですよね。デビュー曲というだけにインパクトを意識したものだと思います」(前出・音楽雑誌編集者)
続けて音楽雑誌編集者はこう話す。
「Number_iのデビュー曲もおそらくかなり力を入れて作ると思うので、大物アーティストに作曲を任せると思いますよ」
その大物アーティストとは誰か。囁かれているのが、King & Princeにも楽曲を提供したKREVAだ。
「King & Prince時代に『ichiban』という楽曲を提供したことで話題になりました。ファンの間では匂わせなのでは?と話題になっています。
平野さんがインスタグラムに投稿したスニーカーがKREVAさんとのコラボスニーカーでした。またKREVAさんがTOBEのアカウントをフォローするも、その後解除。事前情報になり得るとあえて解除したのではないかと憶測されています。Number_iというグループ名もナンバーワンでオンリーワンという由来ですし(笑)」(スポーツ紙記者談)
『ichiban』に対して平野自身はかなりの思い入れがあったと過去に発言もしている。
《引っ張っていくような、リードする姿をアルバムで見せたいと話していたとき、僕がKREVAさんのことが大好きで、今回の目指す楽曲イメージにぴったりだと思ったので、みんなに相談して、それが叶いました。紫耀》(King & Prince公式Xより)
ヒップホップナンバーの『ichiban』は当時のKing & Princeとしては挑戦的な1曲でもあった。ダンスも難易度が高く、ダンサーたちからの評価も高い。他にも平野自身がジャニーズに直談判した楽曲だと、全編英語詞の『Magic Touch』もあるが、こちらも同様で、これまでのジャニーズアイドルのイメージではなく、ヒップホップをかなり意識した楽曲だ。
彼らはジャニーズ事務所を退所して、TOBEに行ったことでより自分たちのやりたいことを実現できるようになっただろう。王道アイドルらしいキラキラした曲でも、世界を意識したかっこいい楽曲でも彼らのデビューシングルが売れることは間違いない。どんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。