「《たまたまやっていたから物珍しさに見ていた》、《冨永さんがいたから見てみた》、という人がほとんどだった印象です。ファッションショーのほかにも、駅前の一等地にある会場を何か所も押さえて、ファッションについてのさまざまな展示を行っていましたが、どこも盛況だとは言い難く……。ファッションに興味のある一部のファンだけが足を運んでいたのではないでしょうか」(ファッション誌編集者、以下同)
Xとインスタのフォロワーは1000人以下
週刊女性PRIMEも11月5日の日曜日に丸の内の展示場を訪れてみたが、休日にもかかわらず数人程度の来場者のみ。会場までの案内も少なく、フラリと立ち寄るのは困難に思えた。さらに、
「事前の告知が十分ではなかったのかなと。イベントの公式SNSも運用していますが、Xとインスタグラムのどちらも1000人以下のフォロワーしかいません。“街全体でファッションを楽しむ”というイベントの目的が達成されたかについては、疑問が残ります」
東京都の担当者に問い合わせたところ、
「事業全体で、6億円の予算を計上しています。事業の認知を高めるという面では、効果的であったと認識しております」
とのことだった。
来年も開催するのであれば、まずは告知をしてほしい。