愛しい姉弟の出現ですっかりキャラ変してしまったもよう。仕事が終わって帰宅すると、衣装の着物も脱がずに、まずはマルオレを抱っこ。一緒に写真を撮るという藤。
「着物のお母さんが帰ってくると“また写真撮らされるね”って、あの子たちがもうわかっていて。寝たまんま“起きないよ~”みたいなフリをするのよ(笑)。お風呂に入る前には、ぜーんぶ裸になってマルを抱っこ。
もう肉球がプニプニのモチモチで気持ちよくて。引っかかれても、その傷さえも愛しくなっちゃう(笑)。ほら、ダメダメよね~私!」
きっかけは義理の母が送ってきた写真や動画
リモート取材中にもマルを抱っこし、頬をスリスリ。そのたびに心なしか、藤の表情がイキイキと、肌ツヤもアップして見える。お風呂前には裸で抱っこするなど、男性ファンならマルに成り代わりたくて仕方ないだろう。
それほどまでに溺愛するマルとオレオが藤のもとにやって来たのは4年前だという。生まれたころから猫のいる家で育った藤は大の猫好き。でも、10年前、12歳のアメリカンショートヘアとの別れを経験し、“こんなつらいことは2度と嫌。
もう猫を飼うことは一生ない”と心に誓ったそう。そんな藤の決意を変えたのが、義理の母が送ってきた写真や動画だった。
「義母は大阪で保護猫活動をしていて、そのうちの1匹が4匹の子猫を産んだんです。末っ子が男の子のマル。動画を見てもいちばん鈍くさくて、おっぱいを飲む競争でもいつも負けている。この子、大丈夫かしらって、心配になっちゃった」
そんなマルに一目ぼれした藤は、旦那さんに“もっとお義母さんに写真送ってって言ってよ”とねだる。
「私があまりにしつこいから夫もあきれちゃって“それならもう飼えば?”って(笑)」