「ブレイクは偶然ではない」
彼女たちをよく知る音楽業界関係者によると、今日のブレイクは偶然ではないという。
「メガネがトレードマークのSUZUKAさんは、結成当初からパフォーマーとしての頭角を現していました。現在も演出や振り付けはメンバーが行っていますが、当時から周りの大人たちにも臆せず、積極的に発言していましたね。当時10代半ばでしたが、そのころから高いプロ意識を持っていました」
SUZUKAはメンバーの中で唯一の関西出身。一人称は“ワシ”で、芸人ばりの身体を張ったパフォーマンスで知名度を上げた。
「幼少期から、清水翔太さんなどのアーティストを輩出したスクールに4つ上の長姉と2つ上の次姉と三姉妹で通っていました。アイドルユニットを組んで、地元のイベントなどでキレキレなダンスを披露していましたね。今は個性的なキャラのイメージが強いですが、当時はロングヘアで正統派な美少女でしたよ」(スクール関係者)
生粋の関西人のため“ファンを楽しませたい”との思いが高まり、パフォーマンスが過激になることも。
「SUZUKAさんは『オトナブルー』の冒頭で “わかってる ほしいんでしょ”のフレーズで、スカートをめくるパフォーマンスをするのですが、勢い余ってめくりすぎてしまい、メンバーやスタッフがたしなめるそうですよ」(音楽ライター) 『紅白歌合戦』では、お年寄りや子どもでも安心して見られるパフォーマンスを心がけてほしい。