「現在は、逃亡犯役で主演を務めるフジテレビ系の月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の撮影も大詰め。そんな中、実姉と行っている自身のホームページの作成やマネジメント体制の構築といった裏方としての業務にも追われて“嵐のような”日々を送っています」(スポーツ紙記者)
独立に伴って、10年にわたってCMに出演しているゲーム会社『ガンホー・オンライン・エンターテイメント』とは、個人で契約を結んだことも発表された。11月22日からは同社のゲーム『パズル&ドラゴンズ』の新CMの放送も始まり、仕事は順調そのもの。
さらに、新たな作品も決まったという。
「来年7月クールのTBS系日曜劇場の枠で、主演ドラマが内定しました。2018年に放送されて、全話の平均視聴率が14・3%を記録した『ブラックペアン』の続編です」(テレビ局関係者)
これについて、TBSに問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
『ブラックペアン』は、海堂尊氏の人気小説を原作とした医療ドラマで、二宮は“オペ室の悪魔”の異名を持つ天才外科医役を務めた。
「続編は、もともと2021年7月クールでの放送を予定していました。しかし、主要キャストの1人である竹内涼真さんのスケジュールが合わず“お蔵入り”になりかけました。それでも、制作をあきらめてはいなかったのでしょう」(同・テレビ局関係者)
一方で、旧ジャニーズのタレントたちは、まだまだ前途多難だ。
「性加害問題の影響で、来年4月クール以降のドラマでは、旧ジャニーズタレントの起用を見送るテレビ局が増えているんです。問題が収束とは程遠い現状では、スポンサーが嫌がりますからね。二宮さんの新たな主演ドラマ内定は、いち早く“逃亡”したのが功を奏したのでしょう」(芸能プロ関係者、以下同)
ジャニーズ俳優の退所が続く理由
こうした動きは、まもなく設立される新会社との契約にも影響しているという。
「ドラマ起用を見送る動きがある以上、俳優業に軸足を置くタレントたちは新会社と契約を結ぶメリットがありません。なので、音楽活動を行わず、俳優業をメインとする生田斗真さんが退所したのは、ごく自然なこと。ドラマ出演が絶えない風間俊介さんも、独立するのではないかといわれています」
片や、音楽活動には、事務所の存在が必要不可欠だそう。
「旧ジャニーズのコンサートは、東京ドームや横浜アリーナなどの大きな会場で、豪華なステージや派手な特殊効果を使うことが多い。それほどの規模になると、イベント会社などとのつながりが強い事務所の力を頼らざるをえません。そのため、音楽をメイン活動にするタレントたちはエージェント契約を結ぶ流れになりそうです」
性加害問題をきっかけに、その体制にメスが入った旧ジャニーズ事務所。そこに“天才外科医”はもういない─。