そんな中、気になるのは“TOBE勢”の立ち位置だ。同事務所には現在IMP.のほか、元V6・三宅健、元Kis-My-Ft2・北山宏光、元ジャニーズJr.・大東立樹、そして元King&Prince・平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が3人体制の新グループ『Number_i』として所属。全員が旧ジャニーズから移籍してきたタレントで、彼らの“TOBE合流ラッシュ”は大きな注目を集めた。
「しかし、昨年までジャニーズ副社長と旧ジャニーズアイランド社長を兼任していた滝沢さんの電撃退社や、彼が“古巣のタレントを複数引き抜き”したように見えることからも、TOBEに“反ジャニーズ”のようなイメージを持つネットユーザーも多いようです。そのせいか、メディアでもTOBE勢の扱いが一番難しくなっているのかもしれません」
丁重に扱わないと…
IMP.の『ベストアーティスト』出演をめぐる騒動に関して、ネット上には、
《新鋭事務所の無名新人がおこぼれで出してもらっただけなんだよな。扱いが!とか言っても当然の扱いだろ》
《知名度ないIMP出すのはTOBEに忖度だよね》
《IMPがフル尺で出たらそれこそ忖度だと思う》
《取り扱ってもらえたことを素直に喜ぶべき》
という意見もある。
「知名度も人気も高かった平野さん、神宮寺さん、岸さんが今後、Number_iとして音楽番組に出た際にも今回のIMP.と同じような扱いだったら、物議を醸したとしても仕方ないかもしれません。ただ、もともとJr.だったIMP.の扱いにでさえファンが敏感に反応するくらいなので、Number_iはかなり丁重に扱わないとネットが大荒れするかも。そういう意味でも、TOBE勢の音楽番組出演はハードルが高くなっている気がします。逆に、赤西さんなんかは『まつもtoなかい』放送時にもネット上でポジティブな反応が目立てば、次は音楽番組に呼ばれる可能性がグッと高まりそうです」
これまでは現役ジャニーズと元ジャニーズの扱いの差が心配されていたが、今後は元ジャニーズでもTOBE勢と非TOBE勢で差が出てきてしまうのだろうか――。