“脳脊髄液”を循環させれば安眠に!

 脳全体を包んでいる脳脊髄液は、血液やリンパ液と同じ体液のひとつで、睡眠の質を良くする「睡眠ホルモン」が混じっているといわれる。

 脳脊髄液の流れを良くすると、睡眠の質が上がるほか「自律神経を整える」、「緊張を解いてリラックスできる」効果があるという。

“脳脊髄液”を循環させれば安眠に! イラスト/青井亜衣
“脳脊髄液”を循環させれば安眠に! イラスト/青井亜衣
【写真】道具入らずで手を添えるだけ!誰でもできる1日1分の「睡眠改善メソッド」

1日1分でOK!「睡眠改善メソッド」

1.首のくぼみグリグリ

 後頭筋をやわらかくすることで、自律神経が整い快眠に! 指に力を入れず、頭の重さを利用して優しくもむのがコツ。

(1)横になり頭のくぼみに手を添える

 寝た状態で(座っていても可)、首の後ろにある頭蓋骨のくぼみ(ぼんのくぼ)に両手の人さし指または中指を添える。

(1)横になり頭のくぼみに手を添える モデル/葉月祥子(スペースクラフト) 撮影/有馬貴子
(1)横になり頭のくぼみに手を添える モデル/葉月祥子(スペースクラフト) 撮影/有馬貴子
《Point》ぼんのくぼ モデル/葉月祥子(スペースクラフト) 撮影/有馬貴子
《Point》ぼんのくぼ モデル/葉月祥子(スペースクラフト) 撮影/有馬貴子

(2)首を左右に動かす

 頭を後ろに下げ、首を左右に振りながら頭の重さで指を押し込んでいく。指に力を入れず頭皮を優しく回すようにもむ。

(2)首を左右に動かす モデル/葉月祥子(スペースクラフト) 撮影/有馬貴子
(2)首を左右に動かす モデル/葉月祥子(スペースクラフト) 撮影/有馬貴子

頭蓋骨はがし4つのポイント
1)寝る30分~1時間前に行うのが理想的!
2)部屋の照明は暗めに
3)程よく押す。強すぎるとかえって脳が覚醒してしまう
4)ゆっくり深呼吸しながら

※それぞれのマッサージに指定の回数、時間はありません。自分で無理なく続けられる範囲で取り入れてください。