《これがホントのパン泥棒ってか……》
2月28日、SNSに投稿された“ある動画”が注目を集めている。そこには、コンビニ内にある惣菜パンの陳列コーナーが撮影されていた。
「破れた袋の隙間から、商品のパンを食べる“ネズミ”を捉えた動画です。陳列棚の奥で1匹のネズミがパンを貪る姿を見た人は、SNSで“気持ち悪い”“食ったら病気になりそう”と不快感を露わにする声をあげていました」(ワイドショースタッフ、以下同)
夜行性のネズミが明るい場所に出没するのは珍しいとも思えるが、似たような出来事は以前にもあったという。
「2019年に渋谷区内の『ファミリーマート』で、ネズミ数匹が店内を駆け回って騒ぎになりました。商品を食べる様子も目撃されていています。
都内の繁華街では“クマネズミ”や“ドブネズミ”が多くいるため、このコンビニでは定期的にネズミの駆除をしていたようです」
今回の動画は、陳列棚の一部分しか映っていないため、どのコンビニで、どこの店舗かはわからないのだが……。
「動画に写っている商品の特徴から、SNS上では“ローソンでは”と噂されています」
そこで、週刊女性PRIMEは真相を突き止めるべく、ローソンの広報に問い合わせた。
ネズミ駆除のため、該当する店舗は一時休業
「2月29日に、その動画について多くの問い合わせをいただきました。調べた結果、撮影時期まではわかりませんでしたが、ローソンであるという事実確認が取れました」
気になる店舗については、
「個店の情報は、加盟店なのでお伝えできませんが“近畿地方”にある店舗ということです」(ローソンの広報担当、以下同)
店舗の特定が済んでいるため、早急に対応しているという。
「ネズミ駆除のために、該当する店舗は一時、休業にしました。今のところ期間は1週間から10日間程度。お客様が安心してご利用いただくために継続して対応していきます」
2023年、『セブン-イレブン』ではおにぎりにゴキブリが混入した事例も見られた。目立つコンビニの不衛生は、改善される余地はあるのか。
「ネズミやゴキブリは繁殖力が強く、一度棲みつくと駆除が難しい。都内では出没が多いので、コンビニを含めた飲食店は、食品棚の裏などをこまめに掃除して、ネズミやゴキブリが棲みやすい環境をなくす努力が必要です」(害虫・害獣専門駆除業者)
今回の騒動を境に“マチのほっとステーション”として安心と安全を提供してほしい。