ハンバーガーチェーンの『バーガーキング』。渋谷のセンター街にある店舗で“異変”が起こっていた。
「4月18日、店舗のガラスや看板がスプレーで派手に落書きされていたんです。この店舗に貼られていた求人ポスターには《渋谷を守るスタッフ緊急募集!》とあったので、もしかしたらプロモーションや、なにかとのコラボなのかもしれませんが……」(同店舗を訪れた客)
「落書きまみれでやばかった」
落書きされた店舗の写真は「爆サイ.com」のX(旧Twitter)アカウントなどが投稿し、SNSでも話題となっている。
バーガーキングは“個性的”な広告が話題になった過去がある。
「渋谷センター街店の近くに《正面から大勝負!》という文言とともに、ハンバーガー写真の看板広告を設置。正面から見ると歪んで見えるのですが、近くにあるマクドナルドの店内からこの看板を見るとはっきり見えるようになっていたんです」(グルメ誌ライター、以下同)
“ライバル”であるマクドナルドを意識した施策は、ほかにもあった。
「秋葉原にあるバーガーキングの店舗では、すぐ近くにあったマクドナルドが’20年に閉店した際、ライバル店を称えるメッセージを店舗に掲載しました。ところが、それぞれの行の左端を縦読みすると、《私たちの勝チ》という“勝利宣言”。すると'22年に秋葉原にマクドナルドが再度、オープンしました。座席数が増えるなど、スケールアップして戻ってくると、バーガーキングはまたしても縦読みのメッセージを掲載。《店のデカさよりだいじなこと》という挑発するようなメッセージでした」
そうしたユニークなプロモーションをしてきたバーガーキングだけに、今回の渋谷センター街店での“落書き騒動”について、SNSでは
《前通ったらこんなことになっててびっくり。企画? イタズラ?》
《落書きまみれでやばかった》
《そういう企画なの?》
と本当のいたずらなのか、何かのプロモーションなのか、混乱する声が上がっていた。
この“落書き”について、バーガーキングPR事務局に確認したところ
「こちらはプロモーションの一環で、4月19日からスタートするキャンペーンのティザー告知として実施しております。4月19日のバーガーキングからの追加情報、キャンペーンをお楽しみいただけますと幸いです」
という回答だった。
バーガーキングは4月18日に人気アニメ『WIND BREAKER』とのコラボを同19日から行うと発表しているが……。
種明かしはもう間もなく。注目を集めた今回の企画は大成功⁉