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ー 松本潤のプロデュース力に不安
松本潤(2018年)

 松本潤が、STARTO社から独立する。

「5月16日にSTARTO社の公式ホームページで発表されました。退所は5月末で、嵐としては同社とのエージェント契約を継続していくとしています。嵐メンバーの退所は、二宮和也さんに続き2人目です」(スポーツ紙記者、以下同)

 今年11月には、嵐としてデビューしてから25周年を迎える直前の出来事だった。

 松本は、独立にあたってこうメッセージを寄せている。

《10代の頃から共に過ごしたスタッフのみなさんとの日々は、私にとって大切な宝物です。その環境を離れ独立するというのは、正直なところ不安も大きいのですが、私自身の未来を形作るためには必要な一歩だと感じています》

 つまりSTARTO社ではできない、新たな道を進むため─ということか。

「やはり旧ジャニーズの創業者だったジャニー喜多川氏の性加害問題が、大きく影響しているようです。二宮さんも、性加害問題の影響がどんどん大きくなることで“仕事がなくなるかもしれない”という恐怖に襲われたと明かしていました。しかし、2023年10月に退所すると、起用中止していたCMは再開され、今年7月期の主演ドラマも決定しました。社長を代えてSTARTO社という新会社を作ろうが“結局はジャニーズなんでしょ”と、企業やテレビ局も起用に慎重になっているということなのでしょう」

 そんな松本は、退所後に力を入れたいと考えていることがあるという。

「松本さんは嵐のコンサートの演出やJr.のプロデュースのほか、最近では4月10日のSTARTO社主催のドーム公演の演出も手がけています。今後はプロデューサーとして、その手腕を“幅広く”発揮していきたいという思いが強くあるようです。性加害問題の影響で、手がけてみたい仕事の話が来ても、制約がないように退所を決めたのだと思いますよ」(芸能プロ関係者、以下同)

松本潤のプロデュース力に不安

 しかし、そこに一抹の不安があると話を続ける。

「松本さんは、嵐の5人での復帰舞台に向けてさまざまなアーティストのコンサート映像を見て研究しているそうです。ただ、主演を務めた2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』では、そのプロデューサーとしての思いが悪い方向に働いてしまっていたように感じます」

 大河撮影の現場で松本が、台本に難癖をつけて共演者のセリフを横取りしたり、助監督に暴言を吐いたりするなどの横暴ぶりが『週刊文春』で詳しく報じられた。

「大野智さんをはじめ、嵐のメンバーは今、全員が同じ方向を見ているわけではありません。松本さんがプロデューサーとしての意見を強く主張することで、メンバー間のすれ違いが生じる可能性もあるのではないかと心配しています」

 嵐のプロデューサーとしての手腕、はたして─。