死を強く意識する瞬間を迎えたとしたら?
前作に続き、仲村トオルや泉里香、池田鉄洋が出演するほかに、佐良の同僚役で浜中文一、マキタスポーツが“ジンイチ”の新たなメンバーとして加入。自身の身にも危険が迫る捜査を開始することになる。
もし、死を強く意識する瞬間を迎えたとしたら、どんな環境に身を置きたいかを質問すると、
「昔から死は意識していますが、最後の瞬間にこうしたいと考えることはないですね。ただ、苦しみたくないというのはあるので、死を強く意識したらすぐに終活すると思います。あとは施設で、いいヘルパーさんに看取ってもらえたら十分。それは、昔から変わらない。最後に看取ってくださった方には、枕元に置いたお礼(100万円)を渡すということは、ずっと公言しています(笑)」
“ジンイチ”に身を置く佐良は、関係者を疑うことから捜査をスタートさせる。人を信じることと、疑うこと、松岡にとって気持ちが楽だと感じるのはどちらなのだろうか?
「誰かを疑ったり、あの人は気に食わないと言ったりしているときに人はパワーを使う。嫉妬や悲しさを感じたときは疲れますよね。だから、なるべくそういう負の感情には触れないで生きていきたい。人が好きで、人を見ていて、人を演じることを仕事にしている。だから、人を疑うことをしないようにしているというか、“人間なんて、そんなもんだろう”と思っている節があるかもしれない」
俳優・松岡が表現する人(=佐良)が、どんな生きざまを見せてくれるのか楽しみだ。
この夏の予定は?
『ザ!鉄腕!DASH!!』でつくっている田んぼをチェックしに行くくらいかな。あとは、国内旅行に行けたらいいね。ただ、夏にかかわらず、しょっちゅう行っているから特別な感覚があまりないけれど(笑)。北海道でさえ、暑いから。真夏は動かないと思う。
今作から浜中文一とマキタスポーツが仲間入り
文ちゃんは、自分を客観視して冷静で、とても地に足のついた青年。昔から、お芝居がうまいと有名だったし。何度か舞台も拝見していますし、素晴らしい俳優さんなので一緒に芝居ができて楽しかったです。
(マキタスポーツは)相変わらずひょうひょうとされていて。独特な色というかキャラクターでいらして、いいですよね。