交通当番は、小学校へ登校する児童の安全を確保するため、保護者らが協力して行う見守り活動だ。基本は、学校に通う児童の保護者たちが順番に行う当番制だが、昨今は保護者の負担が大きいため、当番制を廃止した地域も少なくない。
誰に撮ってもらってるん?
小学生の子どもを持つ、40代の女性は、こう話す。
「交通当番になった場合は、やむなく仕事を遅刻されている保護者もいます。みなさん、やっている手前“仕事があるので”とは断りづらい。わが家も共働きですから、当番のときは大変です」
子どもは、予期しない動きをしがち。不測の事態を防ぐためにも、保護者がきっちり見守る必要がある。芸能人である熊田も、子どもたちの安全のために参加したのだろう。
ただ、今回の熊田による投稿には批判の声もあって……。
《いちいちSNSに載せない! みんな黙々と当番やっているわけで、わざわざやっています感出して商業利用するのやめた方がが良いよ。他の保護者も煙たいと思うなあ 万が一場所特定されて他の児童になんかあったらどうすんの》
《交通当番まで自分のアピールのために使うんですか…。子どもたちの安全確保が最優先のはずなんだけど、わざわざ誰かに撮ってもらってまで載せないと気が済まないんですね》
《誰に撮ってもらってるん? 何のアピール? 何がしたいの? 仕事に行く前の忙しい時間にみんな子供達のために一生懸命やってんだよ》
前出の女性もこう話す。
「熊田さんに興味はないのですが、ご自身の写真をSNSにあげて、それがネットニュースで話題になると“私は芸能人だけど、ちゃんとやっている”と、アピールしているように見えてしまいますよね。写真を撮っているときに、子どもが飛び出して事故が起きたらどうするんでしょう……」
アピールするのも、ほどほどに、だ。