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ー 出演アーティストの紅白出場は「限りなくゼロ」
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ー 「紅白を断る口実ができた」

 11月6日、年越しフェス『COUNTDOWN JAPAN 24/25(以下、CDJ)』の全出演アーティストが発表された。

「12月28日から31日までの4日間、幕張メッセで開催されます。最終日の12月31日は、年越しの瞬間にもライブが行われる、年末恒例のイベントです。10月9日から少しずつ出演アーティストの情報が解禁されており、今年も人気バンドや話題のアイドルなどが勢ぞろいします」(音楽ライター、以下同)

『CDJ』は、毎年アーティストの“出演日”にも注目が集まるという。

「同じく年末恒例の『NHK紅白歌合戦』の出場に影響するからです。紅白は31日の本番に加えて、事前のリハーサル日などもあるため、例年、紅白出場者の『CDJ』出演日は28日か29日になることがほとんどなのです」

出演アーティストの紅白出場は「限りなくゼロ」

 実際、28日の『CDJ』は、紅白出場が期待されるアーティストが集中している。

「『Bling-Bang-Bang-Born』が世界的大ブームとなった『Creepy Nuts』や、ドラマ主題歌として『幾億光年』が大ヒットした『Omoinotake』は白組の有力候補でしょう。紅組には、オーディション番組からデビューした『ME:I』や、昨年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した『FRUITS ZIPPER』が出場する可能性が高いと言われています」

 つまり、例年どおりであれば、

「31日に『CDJ』に出演するアーティストが、紅白に出場する可能性は限りなくゼロに近いと言えるでしょう」

 では、今年の紅白はどうなるのか。

「2023年は、旧ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題によって、所属タレントの新規起用をNHKが見送ったことから、旧ジャニーズからの出演が44年ぶりにゼロでした。今年は、NHKが旧ジャニーズであるSTARTO ENTERTAINMENTのタレントの新規起用を再開すると発表しており、紅白への出場も期待されています」(スポーツ紙記者、以下同)