LUUPは10月16日、同社の監査役として元警視総監を迎え入れることを発表。警察官僚の天下りを受け入れたと、批判を浴びていた。
LUUPがスタートした2020年に、警察庁は規制緩和を行い、2023年に道路交通法が改正。こうした素早い動きに、行政による民間企業への“忖度”を疑う声も出ていた。道交法の改正により、運転免許がなくても電動キックボードを利用できるようになった反面、2023年7月からの1年間で2万5000件あまりの交通違反を検挙。飲酒運転で事故を起こしたケースもあった。さらに、
ニノがCM出ていてガッカリした
《道路交通法違反ユーザーを大量生産してる現状を『普通』と仰るあたり、LUUPもそのCMに出てる二宮和也も倫理観無いよね》
《最近二宮和也くんがLUUPのCMで「もう普通でしょ?」って言うの(言わされてる)死ぬほど腹立つ。邪魔だし迷惑だしなんも良いことないし評判最悪》
《LUUP といえば、ニノがCM出ていてガッカリした》
と、CM出演する二宮にまで飛び火する始末だ。
今回、問題視された水道メーター上のポート設置について、改めて東京都水道局に問い合わせると、次のような回答があった。
「Xに投稿されている件については、現地を確認のうえ、メーター設置場所の土地の管理者及びLUUP社に対し、メータボックス上に“ポート”を設置しないよう連絡しました。
水道メーターボックス上に障害物がある場合は、メーターの検針や交換作業が著しく困難となり、使用水量の適正計量など、局業務の円滑な運営に支障が生じますので、障害物の撤去などの改善策を講じていただく必要があります。
メーターの検針や交換作業が著しく困難となるケースについては、個々の現場状況等を踏まえ、東京都給水条例等に基づき適切に対応いたします」
サービスの利用者だけでなく、企業もルールを守ることが必要だ。