結婚、世界一、ケガ…ドラマチックな1年

 第4位は3月15日、結婚発表後、真美子夫人を初めて公開したツーショット。

「あんなにお似合いの人と巡り合える奇跡を感じました」(茨城県・42歳)
「世界の大谷選手が奥さんに選んだ人はどんな人なのかと、ドキドキしながらツーショットを見たときは、お似合いすぎるおふたりで衝撃を受けました!」(京都府・33歳)
「結婚相手が誰になるのか世界中が注目した中、誰が見てもベストカップルで爽やかなふたりがすごく印象的だった」(東京都・48歳)

 それまでお相手を公開していなかった大谷。元バスケ選手の真美子夫人の写真が初公開されると、お似合いという声が相次いだ。

「第一印象は、ふたりの顔が似ていると思いました。アナウンサーや芸能人だと反感もあったと思うのですが、真美子さんからは奥ゆかしい印象を受けたので、やっかみのような批判もなかったです。本当にパーフェクトでしたね」(川内さん)

 第3位は10月31日、ワールドシリーズ第5戦でドジャースがヤンキースを下し、世界一となった場面。エンゼルス時代はプレーオフにすら進めなかったが、移籍1年目で栄光を手にした。

「やはり最高の達成の瞬間。その前に肩のケガがあり、本当にドラマチック。大谷選手はもちろん、仲間たちとの絆も感じられて胸が熱くなった」(東京都・65歳)
「大谷選手の昔からの夢がようやくかなった瞬間だったから」(千葉県・43歳)
「ケガをしても優勝にこだわって出場したので、優勝が決まった瞬間のグラウンドに駆け寄っていくシーンがピカイチでうれしそうだった」(和歌山県・52歳)

 ワールドシリーズ2戦目で左肩を負傷しながらも、出場を続けて勝ち取った世界一。高校時代に書いた目標設定シートには2020年に“ワールドシリーズ制覇”と記していた。4年遅れではあるが夢の1つを達成し、ファンも同じようにうれしかったようだ。

10月31日、ワールドシリーズを制覇。シャンパンファイトではトロフィーを掲げていた大谷翔平 写真/共同通信社
10月31日、ワールドシリーズを制覇。シャンパンファイトではトロフィーを掲げていた大谷翔平 写真/共同通信社
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「左肩をケガして、ユニフォームの胸の部分をつかんで走っている姿を見て、痛いのかな、このケガさえなければ打ってくれただろうに、と思って見ていました。目標設定シートに26歳で“結婚”“ワールドシリーズ制覇”と書いていましたが、どちらもやり遂げた年になりました。この人は幸せをこんなに勝ち取るのか、と感じましたね」(川内さん)

 第2位は8月29日、デコピンによる始球式。大谷はデコピンと一緒にマウンドにいくと“待て”と指示。ホームベースのところまで移動して、合図をするとボールをくわえたデコピンが大谷のところへ一直線。大谷も「打席よりも緊張した」と振り返る大役を見事に務めた。

「始球式を人間以外がしたのを初めて見たからです」(福岡県・50歳) 「デコピンの賢さと大谷夫妻がデコピンをすごくかわいがっているのがわかってほほえましかった」(北海道・67歳) 「野球をやっているときの大谷くんにはない笑顔で デコピンをホームベースで迎えていたから」(群馬県・53歳)