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ー もう、この名前しか浮かばない

 

『硝子の少年』でのCDデビューより3年前、1994年の初開催から今年で30周年を迎える、KinKi Kids恒例の年末年始のコンサートで重大発表がなされる見通しだ。

 12月24日のクリスマスイブに『女性自身』Web版が配信した記事によると、故・ジャニー喜多川氏が名付けた『KinKi Kids』を改名し、新たなグループ名をもって再出発するという。

 旧ジャニーズ事務所のグループの改名は、ジャニーズWEST(現在は『WEST.』)、関ジャニ∞(『SUPER EIGHT』)、そして新メンバーを迎えるSexy Zone(『timelesz』)に続いて4組目となる。

堂本光一堂本剛ともに関西出身だけに、当初は『KANZAI BOYA』として活動をスタートさせた2人。その半年後にはジャニーさんからKinKi Kidsを頂戴したわけですが、“近畿(きんき)”を意味する一方で、海外では不適切な表現として受け取られかねない呼び名でもあります。

 ジャニーさんの独特な感性で名付けられたのでしょうが、キンキもまたセクゾ同様に、世界の目を意識した改名かもしれません」(スポーツ紙・芸能デスク)

 また剛が2024年3月をもってSTARTO ENTERTAINMENT社を退社したことで、グループ名に関わる権利問題も浮上している可能性もある。ならばジャニー氏との決別の意味も含めて、2人は新たなスタートを切る必要があったのだろう。

 では、気になる新グループ名は何になるのだろうか。先の女性自身では《風変わりなものでなく、なじみがある名前》で、決定までに時間はかからなかったとある。これに前出の芸能デスクもピンときたようで。

もう、この名前しか浮かばない

KinKiKids堂本剛、堂本光一(ジャニーズカウントダウン2020−2021)
KinKiKids堂本剛、堂本光一(ジャニーズカウントダウン2020−2021)

「改名報道を受けてSNS上では早くも、“もう、この名前しか浮かばない”“1択でしょ”とすでに新グループ名を確信するファンで賑わっています。そう、キンキといえば『堂本兄弟』。彼らを形容する上で、これ以上の名前はないでしょう」

 2001年4月にフジテレビ系の音楽番組としてスタートした『堂本兄弟』。2004年にリニューアルされた『新堂本兄弟』を含めて、レギュラー番組として14年間続いた人気番組で、以後は不定期特番として年に1回、2024年の放送も12月30日に控えている。

「番組を通して吉田拓郎や『THE ALFEE』の高見沢俊彦をはじめ、多くの歌手やアーティストとのセッションを重ね、キンキの音楽観にも大きな影響を与えた番組。2人の芸能活動を語る上で外せない、成長の場となった番組といえます。

 それに10代前半より苦楽をともにし、それこそお互いに家族のような存在である光一と剛だけに、この機会に本当の“堂本兄弟”になるのも悪くないでしょう」(同・芸能デスク)

 これからもずっと仲良し兄弟の活躍をファンも望んでいることだろう。