中居正広にとっては最悪な年越しになりそうだ。
芸能関係者X子さんとの食事会で起きた“重大トラブル”をめぐり、解決金9000万円を支払った前代未聞のスキャンダル。その食事会には当初、フジテレビの幹部A氏も同席する予定だったが、なぜか当日ドタキャン。中居とX子さんという2人きりの空間で何らかの出来事が起きたという。
ところがフジテレビは公式ホームページを更新し、これまでの報道を完全否定したのだ。文面をおこすと「記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません」と記されている。
もともとこのX子さんは、A氏から「中居さんとの食事会があるから」と誘われた、とされている。ところが今回のフジの説明では、A氏は中居とX子さんの食事会に一切関係がないという。つまり“重大トラブル”は、中居とX子さんがプライベートで食事をした場で起きた出来事という構図になっており、フジはむしろ、X子さんの“嘘”に翻弄された“被害者”のような姿勢をとっているのだ。
主張が弱いフジテレビ
この一方的な釈明に、ネットではこんな声が。
《じゃあフジテレビが文春訴えないと!》 《中居だけに責任おわすのか》 《被害者は中居と二人きりで食事に行ったってこと?》 《中居だけのせいにして切り捨てるのか》
など、フジの責任逃れのスタンスを糾弾する声が占めている。今回のフジの説明に疑義を唱えるのは、ある制作会社スタッフ。
「仮にそうだとしたら、フジは一刻も早く、その幹部の名誉を回復するべく、局を挙げてX子さんを“信用毀損罪”で訴えなければいけないでしょう。これはデマを意図的に不特定の人々に流布することで信用や社会的評価を損なう罪です。
しかし今回フジ側はホームページで否定するだけで『誹謗(ひぼう)中傷や名誉毀損(きそん)に繋がる内容は看過できかねますので厳にお控えください』と呼びかけるだけで、主張もなぜか弱い。弱みを握られていると思われても仕方ありません」
そしてもうひとつ、“もし虚偽の説明”だとした場合、フジテレビはかなり不利になるのではという。
「X子さんと中居の食事会にA氏が何ら関わっていないという説明は、実はとんでもなく恐ろしいことだと思います。フジの今回の説明が額面どおり事実であれば問題ありませんが、もし虚偽の説明だった場合、中居をテレビ局が悪者に仕立て上げて貶めるという、とんでもない印象操作をしていることになる。
SMAPは『SMAP×SMAP』などフジの視聴率3冠王にも貢献してきたグループ。フジはその恩恵にあずかってきたにも関わらず、中居を平気で裏切るテレビ局だという見方をされても仕方ありません」(前出・制作会社スタッフ)
果たしてどちらが“嘘”をついているのか。