当事者らしからぬコメントも
さらに、2023年9月の「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の会見についての発言も物議を醸した。櫻井のコメントは「ジャニーズ事務所が今週木曜の会見でどう対応しどう説明するのか、しっかりと見ていきたいと改めて思いました」と、かなり他人行儀なもの。これには当時も、
《え?当事者だよね?》
《台本読んでるのかな?》
と、困惑する人が続出した。
「もちろん、ジャニー喜多川さんの性加害について櫻井さんが把握していて、さらにジャニーズの企業体質を変えられるような立場だったのかどうかは分かりません。ただ、同じ事務所の東山紀之さんは“性加害は噂としては聞いていた”と話しています。部外者である美川憲一さんでさえ、性加害について“ずっと知っていました。どっぷりでしたよ。みんな暗黙の了解、見て見ぬ振りだった”と語っているので、“まったく知らなかった”とは言えないのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
とはいえ、今回のフジテレビ問題については1月22日にも「芸能界に身を置く者として、テレビ局と芸能界との関係について問題があれば、見直しに向けて自分もできることをしていきたい」とコメントしている櫻井。過去のことはさておき、今は真摯に問題に向き合っているのではないだろうか。