山田涼介がファンに“警告”したことも
「2019年のことです。中島裕翔さんのファンである20代女性が当時のジャニーズ事務所近くで待ち伏せしているところを事務所からの通報を受けた警察官に身柄を拘束されました。女性は警察から再三、警告されたにもかかわらず付きまとうのをやめなかったため、逮捕に至ったようです」(芸能事務所関係者、以下同)
ストーカー行為による逮捕だけでなく、Hey! Say! JUMPは一部のファンの迷惑行為のせいでアリーナコンサートが中止になったこともあった。
「コンサートのためにメンバーが移動する際に、新幹線のホームにファンが大挙して押し寄せて発車が遅れてしまったり、移動中のメンバーを追いかけ回すなどして、一部のファンのマナーの悪さが公共交通機関を利用する一般の人に迷惑をかけたため、2019年、当時の事務所がその年のツアーの中止に踏み切りました」
アリーナツアーはHey! Say! JUMPがデビュー以降、毎年続けていたファンにとって大切なもの。それがメンバーの都合でも事務所の都合でもなく、ファンのせいで中止になったのはまさに“悪夢”。一部の過激なファンの迷惑行為は大きな問題になった。
さらに、山田涼介自身もファンのある行為に迷惑をこうむったことが。
《本当にやめていただきたい。僕が僕でなくなってしまいます。警告です。》
山田が憤りを隠さない強いメッセージをブログに書き綴ったのは、2022年、彼のファンが起こした“暴力事件”のためだった。
「山田さんが主演映画の舞台挨拶に行く途中、山田さんのマネージャーか映画関係のスタッフが、熱狂的なファンの突撃から彼を守るために身を挺したところ、そのスタッフがファンから暴力を振るわれていたのを目撃したようなのです。
それに対して、《怪我をしたら僕のせい》、《僕がいなければこんな事にはならなかった》と山田さんが自分を責めるような物言いをしたため、過激なファンへの風当たりが一層強くなりました。そういったことを覚えているファンが、引っ越し先の換気口に付いていたカメラの話を聞いて、山田さんも中島さんのようにストーカー被害に遭ったのかと思ったのでしょう」
今回、番組で話した換気口のカメラは山田を狙ったものではなかったというが、思わぬ形で蒸し返された一部の過激なファンの存在。
そういったファンはHey! Say! JUMPだけではなく、例えば堂本光一は以前、有料会員サイトのブログで、自分と同じ飛行機に乗り込もうとするファンに対して、《同じ機内のすぐ横に乗ってくるキモい人もいます》とストレートな思いをぶつけたこともあった。