福山雅治や西島秀俊、千原ジュニアなど、いい男がどんどん結婚。生活スタイルにも独自のルールが確立されていそうな彼らに結婚を決意させた女性とは? 恋の駆け引きネタが定番の注目の男女コンビ・相席スタートに話を聞いた。
――今、芸能界のイケメンが次々と結婚していますが、どんな女性が選ばれていると思いますか?
ケイ:この前、(千原)ジュニアさんがどうして結婚したのかをテレビで話していて、「タクシー代を渡したら、次に会ったときにお釣りを返してくれた」って言っていたんですよ。
山添:ああ! それはすごい。
ケイ:でも、「私もしますし!」って思ったんですよ。だから普通のことをちゃんとできる人が、特に芸能界にはいないのかなって思いますね。でもブスはみんなできているんですよ。美人でちゃんとできる人っていうのがいないんですよね。誰かがやってくれるから。でも男の人は美人しか見てないから、ブスがそういうとこちゃんとしているってことに気づいてないんですよ!!
――山添さんは男性としてどう思われますか?
山添:僕もホンマそのとおりやと思いますね。一般的な感覚を持っている人がいちばん少ない世界で女性らしい当たり前のことを当たり前のようにやってはる人に魅力を感じるんじゃないですかね。
――美人がいいですか?
山添:結婚相手となると、感覚の合う素朴な方がいちばんいいかもしれないですね。でも、付き合いたい人となると、とりあえずモデルみたいな美人! と答えておきたい。
――それはどういう?
山添:料理と一緒で、フレンチとか中華とか、いろいろ知ったうえで白いごはんに戻る、みたいな。
――自分の中では「いつか白いごはんに戻る」というのがあるんですか?
山添:あります、絶対。
ケイ:だから意外とイケメンのほうがいけるんじゃないかって最近思い始めていて。きれいな人と散々付き合ってきたから、結婚するんだったらこういう人、みたいに思ってくれるんじゃないかって期待しているんですけど。スタイルもモデルみたいな人と競っても仕方ないから、家庭的な体形を維持しています(笑い)。
山添:家庭的な体形! いいように言いますね~(笑い)。
ケイ:だって、いい男の中にだって、そういう体形が好みの人だっているでしょ?
――合コンなどは参加したほうがいいと思いますか?
ケイ:結局、出会いの数をこなしている人のほうが結婚につながっている気がします。
――合コンでモテる人は?
ケイ:さっき言った「当たり前のこと」じゃないですけど、取り分けるとか、グラス空いていたら気づいてあげるとか。気に入った男の人と話していても、つぶれちゃった人がいたら「大丈夫ですか」と介抱するという……。
山添:絶対そっちのほうがいいですね!!
――男の人は、ちゃんと見ていますかね?
ケイ:見てないんですよねー。
山添:でもきれいな子と盛り上がっていてもね、そういう場面で介抱してあげない姿見たら格下げになりますね。
ケイ:そうかぁ?
山添:2~3回、美人をおかわりしてから、ってなるかもしれないですけど。
――これはもう、気づいてもらえない中でやり続けるしかない……。
ケイ:がんばるしかない。
――それが結婚への近道ですかね?
ケイ:結婚ってなったら特にそうですよね。30越えたら30越えた女の気遣い、あの人のグラス空いているな、とか、体調悪そうだけど大丈夫かな、とか。そういうのに気づいている私アピールみたいなのも必要ですが(笑い)。
――結婚したいと思われる女と思われない女の違いって、そのへんかもしれませんね。
ケイ:一緒にずっといられそうって思わせられるってことは、やっぱり普通のことをちゃんとできるとか、人の話をちゃんと聞けるとか。一般常識があって話していて楽しくて、前向きで明るい人、ですよね。
山添:気配りやと思います。思いやりと気配り。
ケイ:それで言うと私もう結婚しているはずなんだけどな。