10月23日、27回目となる『東京国際映画祭』のレッドカーペットが始まった。
「サプライズゲストとして嵐が登場したんですよ。もともと11月に公開される相葉クンの初主演映画が特別招待作品として上映されることが決まっていたので、彼一人の出演は噂されていたのですが、まさか5人そろってとは思いませんでした」(スポーツ紙記者)
毎年10月に開催される同映画祭は『国際映画製作者連盟』が公認する世界的なイベントだ。では、なぜ5人での登場になったのか。
「4年前から観光庁の『観光立国ナビゲーター』を務めているからですよ」(広告代理店関係者)
嵐の東アジアでの人気の高まりを受けて政府から任命されたという重要な任務。同じくセレモニーに出席した安倍首相も、彼らにかける期待は大きく、「嵐にはクールジャパンの嵐を巻き起こしてもらいたい」と、熱いエールを送るほど。すでに人気が世界規模になりつつあるが、今回の映画祭も『東京』という都市を幅広い地域にアピールするチャンス。そんな場所に彼らが抜擢されたウラには、こんな壮大な計画もあるのだという。
「会見で安倍首相も話していましたが、2020 年には東京五輪が開催されます。“スポーツだけではなく、あらゆる面において、世界の中心で輝く国にしていきたい。奇をてらうのではなく、日本の強さを生かしていけたらと思っています”という首相の言葉にあるように、政府は五輪の開会式で日本らしさが出せる演出を考えています。嵐にも日本の代表として、出演してほしいと考えていても不思議ではありません」(一般紙記者)
冒頭のレッドカーペットでは松潤が、「映画が好きな方はもちろん、ふだん映画をあまり見ないという方にも、すてきな出会いを用意してお待ちしてます」と呼びかけ、続けて櫻井がそれを英語に訳してスピーチすると大きな歓声と拍手が送られるひと幕があった。6年後のオリンックで、世界に向けて発信する準備は着々と進んでいる。