現在は派生ユニットを含め、20組近いグループが音楽活動を行っているジャニーズ。シングルカットされた楽曲のほとんどは、オリコンで首位を獲得。
そんなジャニーズ曲の中で、最も愛されているのは、はたしてどの曲なのか? 三世代別に行った女性300人へのアンケート結果は以下の通り。
【15〜25歳(100人)】
1位『宙船』/TOKIO(10票)
2位『One Love』/嵐(9票)
3位『Happiness』/嵐(8票)
4位『世界に一つだけの花』/SMAP(7票)
5位『truth』/嵐(6票)
【46〜99歳(100人)】
1位『世界に一つだけの花』/SMAP(47票)
2位『らいおんハート』/SMAP(14票)
3位『夜空ノムコウ』/SMAP(11票)
4位『硝子の少年』/KinKi Kids(8票)
5位『セロリ』/SMAP(6票)
26〜45歳、46〜99歳の二世代で堂々の1位に輝いたのが、SMAPの『世界に一つだけの花』。15〜25歳世代でも4位にランクインし、合わせて85票を獲得した。
ジャニーズ曲の中では、唯一ダブルミリオンを達成した曲でもあり、「とても平凡な私を、勇気づけてくれます」(53歳)と、その歌詞に励まされた人が多かったようだ。
J-POPやアイドルの楽曲に詳しく、イベントでよくジャニーズの曲をかけるというクラブDJ・もうすんさんは、こう分析する。
「やっぱり、売り上げの力って大きいですよね。ジャニーズのファンじゃなくても、『世界に一つだけの花』は知っている! という人はかなり多いと思う」
そして、その後も、同じく二世代で2位を獲得した『らいおんハート』、そして3位を獲得した『夜空ノムコウ』と、SMAPの曲が続く。
当時、この曲の発売直後に木村拓哉が工藤静香と結婚し、“『らいおんハート』はキムタクのプロポーズソング”として話題になった。以降、結婚式の定番曲となっており、その人気は健在のようだ。
ちなみに、15〜25歳世代の2位には、『らいおんハート』に並ぶ人気のウエディングソング、嵐の『One Love』がランクイン。同曲は、26〜45歳世代でも、4位に入っている。
SMAPと嵐の曲が目立つランキングの中、ひとつ、異彩を放つ曲がランクイン。15〜25歳世代の1位に輝いたのが、TOKIOの『宙船』。
中島みゆきが自身のアルバム曲として作っていたものを、そのまま提供したという『宙船』。いかにも“みゆき節”な1曲だが、若いファンたちの心もガッチリつかんだのだ。
事実、『宙船』の着うたダウンロード件数は100万件を突破。ジャニーズ事務所に所属するアーティストの楽曲で着うたダウンロード数がミリオンを突破したのは、この曲が初だったという。