嵐でいちばん恋愛体質なメンバーは相葉雅紀のようだ。同書には、恋バナに大喜びで食いついたり、韓国ロケで最初に覚えた韓国語がエッチな言葉だったり、という話が出てくる。
《ちなみにその韓国語とは、「今日、熟女いる?」という意味の言葉だった。現地の風俗街で使うんだ、と笑わせていたけど、もちろんそこまで行く勇気(?)はない》 (『嵐、ブレイク前夜』より。以下《》内は同書引用)
さらには、事務所の車の中にカバーのかかった本を忘れたことから発覚した、意外な“勉強家”ぶりも。何の本かと開いてみると、どうやら某カリスマ俳優が書いた恋愛関係のマニュアル本だったそう。
《かなり真剣に読んでいたし、気に入ったページにつめ折りまでしてあるので大事なものだろうと、本人に忘れていることを電話すると……。「絶対、捨てないで~」》
ただ、アイドルである以上、実際に恋愛をするのはなかなか難しい。行きつけの店で女の子と一緒に飲みたくても、結局“男飲み”になり、グダグダになって寝てしまう、というのが、当時の微笑ましい現実だった。
「相葉ちゃんは、家族と休日を過ごすのも大好きでしたからね。実家がやっている中華料理店の料理を1日中食べていたとか、弟とキャッチボールをしていたとか。あと、飼っている犬のこともよく話していましたよ」(別の元側近スタッフ)