10月15日に更新されたジャニーズ事務所の公式HPから突然、『関西ジャニーズJr.』のカテゴリーが消され、困惑するファンが続出している。
“関ジュ”の愛称で親しまれ「歌って踊れて笑いもとれるアイドル」とデビューを目指す姿に、関西を中心に熱心なファンも多い。
「'97年の関西出身コンビ『KinKi Kids』デビュー後、人気の波に乗るように関西でもジャニーズJr.を募集するようになりました。ファンはもともとあったJr.を“関東”と呼び、関西は“関西”で区別して応援していたわけです。地元感がより強い出身グループにそうとうの愛着を持っていますね」(アイドル誌編集者)
いまや紅白出場グループに成長した『関ジャニ∞』、昨年4月にデビューした『ジャニーズWEST』を輩出。いずれも大阪松竹座や関西ローカル局などに出演、地元で“下積み”を経験してのデビューだった。そんな土壌をなくしてしまうのだろうか。
「BSフジで放送中の『まいど!ジャーニィ~』、11月末から始まる『X'mas Show 2015』公演など、以前から決定していた仕事は関ジュのまま継続するみたいですし、完全消滅というワケではなさそう。ただ今後、かつて『名古屋Jr.』が関西に吸収されたように、“関東”と再統合されるかもしれません」(前出・アイドル誌編集者)
そもそも今年に入って、その“兆候”もあったようだ。
「メンバーの退所も重なり、Jr.内グループ解体も行われました。そして6月に結成された、東西6人の混合ユニット『Mr.King vs Mr.Prince』の結成が影響していると思われます。メンバーには関西Jr.の平野紫耀、永瀬廉が大抜擢され、2人は関西からほぼ“卒業”状態に」(テレビ局関係者)
さらにファン置いてけぼりの事態には、こんな“策略”ともとれる方針が見え隠れしている。
「平野と永瀬を含む『Mr.King』の3人がこのほど、『Sexy King』として活動するようです。これでジャニーさん肝いりの『Sexy Zone』と合流する可能性もあります。ファンはますます混乱するでしょうが、すべては来る'20年『東京オリンピック』を見据えてのことでしょう。東西にこだわらずに全国を盛り上げる、さながらニッポンJr.を目指しているのかも」(前出・テレビ局関係者)