「うちではいつも寸胴鍋を使って料理リレー。例えばブイヨンなら、まず全部をスープにし、それを少しずつ使います。ある日は牛乳を入れてクリームスープパスタに。次の日はトマトと野菜とベーコンでミネストローネに、その次はカレーに、その次はポトフ、そこからジャガイモを使い、生クリームを投入して冷製ビシソワーズに生まれ変わらせます。こうすれば、夏場にすぐに傷んだり溶けてしまうブイヨンもあっという間になくなります!」
料理のレパートリーが多いと、同じ調味料を使っても家族を飽きさせることはなさそう。また、コスメはこんなふうに活用。
「マニキュアはいつも余ってしまうので、コンパクトや携帯カバー、携帯型ゲーム機やペットボトルのフタなどに塗ったり、イラストを描いてオリジナルでデコっています。キラキラしてかわいいし娘も喜びます」
残ったマニキュアもゴミではない。彼女の手にかかれば、楽しいオリジナルグッズに変身! 自分なりのアイデアで、ムダを出さないよう心がけているそうだが、夫に驚かれることもあるとか。
「節約になるかと思い、常に料理の火は弱火、換気扇も弱に設定。でも主人には“逆に時間がかかってもったいないのでは!?”と驚かれます。本当はどっちがもったいないのか、誰か教えてほしいと思っています」
さらに「モッタイない」を追求する彼女はいま、こんなアイデアを練っている。
「ラップはサイズをいろいろ購入しているのですが、お皿や冷凍ごはんを包んでもぴったりじゃない場合がストレスに。ムダになる部分がモッタイないので、何か利用できないかなと思っています。それに、ラップやトイレットペーパーの芯も、リサイクルがあるといいですね」