普天間移設に原油安、タレント営業から金魚の手術まで。お金が動くところにニュースあり! いま、気になる話題のアレにまつわるお金事情を調べました。

 防犯や交通安全などをPRする目的で、有名人が"一日署長"キャンペーンを行っていることがあるけど、ギャラはどうなってるの?

 警視庁総務部広報部によると、

「各イベントの謝礼は、規模や署の事情によって異なり、一律に決まってはおりません。ボランティアでやってくださる方も多くいらっしゃいます」

 警視庁だけでなく、交通安全協会やイベント主催会社から支払われる場合もあるそう。公共性が高く、しかも謝礼は税金で支払われるというイベントの性質からいって、高額なギャラは不適切といえるのかも。でも、全員がボランティアでやっているわけではないはず!

 実際に出演経験のあるタレントの所属事務所関係者に話を聞くと、

「弊社のタレントが一日署長を務めたときにいただいたのは3万円。"ギャラ"というより"気持ち"という意味でお受け取りりました」

 一方で、"気持ち"よりも"ギャラ"がものを言うのは結婚式場に芸能人を呼ぶ場合。

「たまにテレビに出る若手芸人で20万~30万円、よくテレビで見かける人気芸人で40万~60万円、誰でも知っている有名芸人なら60万円以上が目安。最近人気なのは、エスパー伊東さんとAMEMIYAさんですね」

 と明かしてくれたのは、芸能人派遣サービスを行う業者の広報担当者。出演時間は持ちネタを披露する程度なので、長くても30分程度。この業者が提携している芸能人を見てみるとガッツ石松やデヴィ夫人の名前があるけど、時間単位で考えるとちょっと高いような気も。

「では、ビデオメッセージはいかがでしょうか? それなら8万円程度です。新郎新婦の名前なしバージョンなら半額で可能ですよ!」