歌姫・中森明菜の人気が再燃している。今年8月、2枚同時リリースとなったベストアルバムが25万枚を超える好セールスを記録。このヒットに本人も手ごたえを感じたようだ。

「復活に向け、モチベーションもかなり上がったみたいですね。周囲にも“また歌いたい。もう1度ステージに立ちたい。長い間支えてくれたファンやスタッフの方々に恩返しがしたい”と漏らしているそうですよ」(レコード会社関係者)

 現在は免疫力の低下により無期限の活動休止中の明菜。一時は箸が持てないほどの筋力低下や大声が出せないほどの肺活量の減少に見舞われ、千葉にある病院で集中的に治療を受けたとも伝えられた。

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 それでも少しずつ回復し、昨年の夏ごろには、復帰へ向けてのリハビリを自宅で開始。ボイストレーニングをしたり、テレビ通販で買ったというマシンで腹筋を鍛えるなどして、かつての歌唱力を取り戻す努力をしてきた。

 取材を進めていくとこんな証言が。

「明菜さんは、早ければ年内にも復活ライブを開催しようと考えており、その製作を大手イベント会社の『K』にお願いしたいと考えているようです。なんでもかなり恩義を感じているみたいで」(前出・レコード会社関係者)

 ちなみにこの『K』というのは、

「実は’09 年に、明菜さんがコンサートをするという話になったのですが、当時から少し病気がちということもあって、ドタキャンを恐れてどこも手をあげなかったんです。そのピンチに“だったら、ウチでやればいい”と、手を差しのべたのが、この会社でした」(興行関係者)

 この『K』は、明菜のライブをデビュー当時から手がけてきた老舗の会社。社長もかなりの大物らしく、

「山下達郎やサザンオールスターズ、福山雅治、B’zといった大物ミュージシャンとの親交も深いんです。義理人情に厚い方で、音楽業界でも知らない人はいないほどの人物。明菜も父親のような存在として慕っていましたからね」(前出・興行関係者)

 ベストアルバムが好調なうちに、復活ライブの計画も進んでいるようだ。

「勢いそのままに年内中に開催しようと水面下で動いているといいます。レコード会社とイベント会社がタッグを組んで、すでに“明菜シフト”が敷かれていますよ。彼女のゴーサインが出れば、1週間ですべての準備が整えられるような態勢ができているそう」(前出・レコード会社関係者)