zadankai1212

 国民の意見を無視して安保法制が成立するなど、イラつくことが多いご時世。そこで主婦ライターの山崎ますみさん、長谷川華さん、下関祟子さんが女性の怒りを代表してぶちまけてくれた。

山崎「さあ! 今年の怒りをぶちまけるわよーっ! まずはマイナンバーから。もう、届いた?」

長谷川「まだ届いてないよ。別にマイナンバーなんていらない! 私の人生には、関係ないわよ(笑い)」

下関「そもそも、なんでマイナンバーが必要なの?」

長谷川「政府に番号で管理されたくないわよね」

下関「サラリーマンの副業や自営業の税金の取りこぼしをなくすとか言っているけど、失礼な感じじゃない? 私たち、脱税なんてしてないわよ!」

山崎「うちには届いたんだけど、そのおかげで夫婦ゲンカよ! 夫あてに不在票が入っていたから“郵便局に再配達お願いしなよ”って言ったら、夫が“やっといて”だって。“自分のマイナンバーなんだから、自分でやれ!”って激怒したら、世帯主に家族分がまとめて届くのね……。そういうこと、もっと国が私たちに伝えるべきでしょ!」

長谷川「マイナンバーの郵送だけで数百億円もかかるんでしょ? 税金のムダ遣いじゃない!?」

山崎「1千兆円の借金がある国なのに、大丈夫なの?」

下関「政治家の給料を下げればいいのよ!」

山崎「政治家といえば、今年話題になった“難波のエリカ様”こと上西議員って、なんで辞職しないんだろ?」

長谷川「衆議院議員の年収は最低でも2000万円以上だから、辞めないでしょ~」

山崎「写真集を出したんだって? 誰が買うのかな?」

長谷川「調子に乗りすぎよ!」

下関「最近、政治家って変な人が目立つよね?」

山崎「下着泥棒疑惑の“パンツ大臣”も怪しい!」

下関「パンツってとこが小さいよね(笑い)。どうせ疑惑をかけられるなら、莫大な金額の賄賂をもらうとかね」

長谷川「闇金を動かしているとか?(笑い) そっちもイヤだけどね……」

山崎「政治がらみでいえば、安保法案がワケのわからないうちに可決して腹が立ったわ! おとなしい日本国民がデモで抗議したのに、国会には届かないのね」

長谷川「国が民意をないがしろにしたのよ」

下関「私は賛成も反対もできなかった。何が正しいのか判断できなくて」

長谷川「煙にまかれた感じ。結局、“国民が選んだ政治家が決めたことだから”って言われるのが本当にイヤ。選んでないよ!」

下関「選挙に行っても票を入れたい魅力的な政治家がいないのよね!」

山崎「そうそう、だから投票率も低くって、昨年12月の衆議院議員選挙は52%。有権者の半分しか投票していないんだから」

下関「しかも、これからの日本を背負う若者の投票率が低いのが気になる」

山崎「20代の投票率って3割しかないのよ!」

長谷川「そろそろウェブ投票を始めて、若者にとって政治を身近なものにしないと」

山崎「日本は女性議員が圧倒的に少ないのも問題よ! 世界平均を大きく下回っていて、世界ランキング147位!」

下関「安倍政権は『一億総活躍』って掲げているんだから、女性議員を増やしたらどうなの?」

長谷川「女性のほうが財布のひもが固いから、国の借金もどうにかなると思うよ」

山崎「毎日、家庭でギュギュッと節約しているんだから」

下関「その少ない女性議員が“難波のエリカ様”だったりするから困るわよね」

山崎「諸外国には、一定議席を女性議員に割り当てることが法律で定められているところもある。法律で女性議員を増やしていくうちにいい人が現れるわよ」