クソバイス(クソみたいなアドバイス)をしないように心がけているというコラムニストの犬山紙子さん。しかし“夫には、まだしてしまうことがある”という。
過ごす時間が長いパートナーからのクソバイス率は高いのだ。そんな相手には、多少の思いやりと笑いのエッセンスを入れて、愛のある切り返しを犬山さんに教えてもらった。
《ケース1》
・夫のクソバイス
「料理って、濃いめの味つけにすればおいしくなるよ」
・クソバイス返し
「あなたに早死にされたら、困るから~」
ほぼ“おいしくない”って言われたのと同じですよね。夫にこの発言がクソバイスと気づかせたいので、“早死に”というワードを入れて少しトゲトゲしく。とはいえ、夫に素直に聞いてもらうためにかわいさも演出してみました。
《ケース2》
・夫のクソバイス
「子どものことで悩みすぎんなって。勝手に育っていくからさ」
・クソバイス返し
「おっかしーなー。あんたはちゃんと育ってない気がするけど」
いるいる! 何もやらないくせに、急に子育てに口出ししてくる夫! 放っておけば、ちゃんと育つなら、私に放っておかれているあなたはなんで父親として育ってないのって話ですよ。これはストレートに言っちゃいましょう!
《ケース3》
・夫のクソバイス
「太ったんじゃない? オバさんぽいから、ちょっとヤセなよ」
・クソバイス返し
「これでお似合いじゃない? オジさんとオバさんになって」
お互いオジさんとオバさんなのに、奥さんだけ“オバさんぽい”って何なのよ! もうそんな言葉で傷つく時期はとっくに過ぎているので、余裕かまして楽しそうに言っちゃってください。“お似合い”って言葉で夫が喜ぶかも!?