3月12日に放送されたNHK『明日へコンサート』に生出演したSMAP。
「家に帰るまでが『明日へコンサート』です。お気をつけてお帰りください。本日はありがとうございました」
出演したアーティストや歌手をステージから見送った。そして木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4人に退場を促した中居正広。最後の最後まで残った彼は、観客に対して冒頭の挨拶を残して司会者としての責任を終えた。
年明けから日本中を騒がせた国民的アイドルグループSMAPの解散騒動。ジャニーズ事務所からの独立を画策したとされる中居、稲垣、草なぎ、香取、そしてI元マネジャー。一方でジャニーズ残留を決めて、中居らの計画を白紙に戻させる形になった木村。
『スマスマ』20周年、そしてSMAPとして25周年を迎える記念年。本来なら、これまでのように「5人旅」や「運動会」など、特別企画が組まれそうなものだが、これといった動きはない。
メンバー間の不穏な空気は払拭されず、9月の番組打ち切り、解散説はいまなお根強い。
一方でI元マネジャーの退陣で、ジャニーズ内に根づいていたJ副社長との2大“派閥”は一掃された。新組織編成もこのたび行われたよう。
「いわゆる“I派”だったKis-My-Ft2はV6を担当していたチーフが預かり、J副社長が直々に“面倒を見る”と息巻いているみたいです。センターを張っていた玉森裕太に代わり、藤ヶ谷太輔を推していくとも。 さっそく先日、NHKでHey! Say! JUMPやジャニーズWESTら、“J派”との共演が実現したばかり」(テレビ局関係者)
ほかにも山下智久らI派タレントに、J派のマネジャーらがつくなど大がかりなシャッフルが行われたようだ。そして肝心のSMAPは?
「キムタクを長年担当した、“Iさんの片腕”と呼ばれた敏腕マネジャーがチーフに昇格したそう。これまではIさんに従順でしたが、“幹部にしてあげる”とでも口説かれたのか、いまやJ副社長の言いなりだとか。キムタク“推し”のメリーさんにとっては好都合か」(前出・テレビ局関係者)
そしてIさんが代表取締役を務めていた、SMAPが所属する関連会社・ジェイ・ドリームも近々解体されるという。
「歌って踊ってバラエティー番組もできる、現在のアイドルの礎を築いたSMAPがこんな事態になるとは。木村と一緒にメンバーを引っぱってきたはずの、リーダー中居は忸怩たる思いでしょう」(ワイドショースタッフ)