「ジャニーさんの中ではすでに、SMAPのことはどこかであきらめていたのかもしれません。彼の“野望”は4年後の2020年『東京五輪』ですよ。それが、ジャニー喜多川が作り上げた最大のエンターテイメント集団、ジャニーズの“集大成”になるからです」(芸能プロ関係者)
8月13日の深夜、リオ五輪『男子テニス』競技中のニュース速報で「SMAP解散」が報じられた。解散を阻止すべく最後まで奔走したと思われるジャニー喜多川社長だったが、この日の夜、彼は六本木EXシアターにいた。
7月中旬から8月末までの夏休み期間に公演していた、テレビ朝日『SUMMER STATION』とのコラボステージ『Johnny's KING』。ジャニーズJr.の注目株50人以上が連日入れ替わり出演する、次世代を担うスターの“卵”たちの祭典である。
この8月13日公演、夜の部を観劇していたのがジャニー氏だった。これまでも自らが作・演出を務めてきた彼が、Jr.の舞台を見守ることは珍しいことではない。ただ、よりによってSMAPの“Xデー”に来ていようとは……。
「開演直前に2階バルコニー席にジャニーさんが案内されると、周囲の客席からは歓声が上がっていました。今年のサマステ公演には何度も足を運んでいるそう。この日の主演の平野紫耀クンが、偶然なのか“2階席、生きてるか!?”との声かけをしたんですが、いま思えば当のジャニーさんは生きた心地がしなかったのかも」(ファンの女性)
会場に来ていたファンの誰もが、その後のジャニーズを揺るがす速報を予想していなかったことだろう。当のジャニー氏はというとステージで輝くJr.たちの一挙手一投足に目を光らせていたという。
「SMAPのパラリンピックサポーター辞退で、大きな“コネ”を逃しました。嵐も4年後には軒並みアラフォーに差しかかり、若手の台頭が急務となっています。'13 年からは『JOHNNY'S 2020WORLD』公演を旗揚げし40人の大所帯グループを東京五輪に合わせて結成、デビューさせようとしているのです」(テレビ局関係者)