中村勘九郎・七之助兄弟が出演した『八月納涼歌舞伎』成功を“黒子”のごとくアシストしたトップアイドルがいる。七之助の高校の同級生で、18年来の交友を続ける嵐・松本潤だーー。

各界に人脈を広げている松本潤

 『納涼歌舞伎』も日程を折り返した8月下旬(8月9日から28日で公演)、友人をねぎらうべく松潤が歌舞伎座を訪れていたという。

「同日には“発案、原作”のタモリさんと鶴瓶さんも観劇していました。松本さんは七之助との関係もあってか、すっかり歌舞伎ファンで毎度のように見に来られるそうです。

 『七月大歌舞伎』では4月にドラマ『99・9』(TBS系)で共演した香川照之、つまり市川中車に花を贈っていました。トップアイドルなのにこまやかな気遣いをしてくれます」(歌舞伎関係者)

 そんな性格からか、勘三郎さんに“もうひとりの息子”として可愛がられていた松潤。'12年12月、故人の通夜の際には、参列者を代表してマスコミの囲み取材にも応じていた。

「当時、勘九郎襲名公演で京都にいた兄弟の代わりに、弔問客の対応など、中村家を手伝っていたのが松本さんだったといいます。

 当然、勘三郎さんへの恩義もあるでしょうが、“役者としての仕事を貫け”という友人への応援メッセージでもあったのでしょう」(ワイドショースタッフ)

 義理人情に厚かった勘三郎さんの“息子たち”はいっそう、互いに友情を深めたことだろう。

「8月30日に誕生日を迎えた松潤ですが、そのあたりで京都を訪れたとの情報もあります。観劇のお礼でしょうか、今度は七之助が彼を招待、お祝いしたのかもしれませんね」(芸能レポーター)