とはいえ、木村のドラマと重なってしまった以上、1月15日に中居が特番のMCを務めることはありえない。
「収録直前でひっくり返されてしまって、制作側は大混乱ですよ。放送日を変えるという案もあったのですが、編成上、15日以外は空いていなかったので変更はできませんでした」(前出・テレビ局関係者)
もう少し早くわかれば対応もできただろうが、日テレも他局の番組編成をすべて把握しているわけではない。
「本来であれば、事務所がダブルブッキングに気づくべきだったんです。所属するタレント全体を管理しているはずですから。現在のSMAPのちぐはぐな感じが、マネージメントにも出てしまいましたね」(前出・芸能プロ関係者)
ともあれ、日テレはお蔵入りになってしまった中居特番の穴を埋めなくてはならない。
「今から新しく企画を考えて、キャスティングをしてという作業をしていたら、とうてい間に合わないと思います。通常の番組を特番にするしか方法はないでしょう」(制作会社関係者)
そこで白羽の矢が立ったのは、もともと日曜の夜9時からレギュラーで放送されている『行列のできる法律相談所』だという。
「『行列〜』ならいつも収録していますし、司会者も決まっているわけではないので、出演者のスケジュールも押さえやすいでしょう。また、これまでのノウハウもありますから、急に特番を撮るということになっても対応はできると思いますよ。リスクも最小限ですみますからね」(前出・制作会社関係者)
日本テレビに中居の特番について問い合わせてみると、
「そういった事実はこちらでは把握しておりません」
という回答だった。ファンたちはSMAP存続に向けて必死の活動をしている。メンバー本人たちはいま、どんな気持ちでいるのだろうか。