「赤西さんが'10年に米ツアーを開催したときは、観客の大半は在米日本人。本場のエンターテイメントを知る米国人には見向きもされませんでした。ハリウッドデビューした'13年にキアヌ・リーブスと共演した映画『47RONIN』も大コケしましたからね」(スポーツ紙記者)
かねてから、アメリカでの成功を夢見ていたという赤西仁。だが、近年は意外なところで結果が出始めている。
中国だ。'14年からライブを行ったり、単発ドラマに出たり、雑誌の表紙を飾るなどして人気が上昇中。昨年4月には『アジアで最も影響力のある日本人アーティスト』に選ばれた。
そんな活躍が認められ、昨年12月には米映画サイトによる『世界で最もハンサムな顔100人』で31位に輝いた。とはいえ、次のチャレンジも中国。来年放送予定のドラマ『大溌猴』だ。
撮影に約5か月かけるというこの大作は、『西遊記』をモチーフとした歴史ファンタジー。赤西の役は、天界の神・二郎神だという。
「香港、台湾、中国とアジア各国のスターも出演が決定しています。つまり赤西は“日本代表”として選ばれたわけです」(芸能プロ関係者)
'04年には木村拓哉がウォン・カーウァイ監督作品『2046』に出演。こちらもアジア各国のスターが顔をそろえた大作だった。どうやら赤西は、その“後釜”に座ったようだ。
ではなぜ、ここまで中国でブレイクできたのか。そこには、赤西とも木村とも縁のあるひとりの女性。そう、SMAP育ての親と言われているI元マネージャーの存在だ。
「実は、赤西さんが『KAT-TUN』を辞めてソロになったとき、イメージが悪かったこともあって担当者がなかなか決まらなかったんです。そんな中、彼の才能を見込んで担当を買って出たのがIさん。所属レコード会社をジャニーズ内のレーベルにせずに、外部のワーナーミュージックにしたのもIさんのアドバイスだと言われています」(前出・芸能プロ関係者)
同じく彼女が担当していた山下智久も昨年、中国で映画撮影を行っていた。
「今でも連絡はとり合っているでしょうし、Iさんが赤西クンの中国での活動に尽力しているのでは」(前出・芸能プロ関係者)
ジャニーズ事務所を辞めたIさんは昨年末から、中国の大手総合免税店『ラオックス』が立ち上げた日本のコンテンツを海外発信する新会社の代表に就任しているという。
「Iさんは『ラオックス』の社長夫人と'11年に開催されたSMAPの北京コンサートのときから親密な関係。木村さん以外の4人を連れて中国での芸能活動を計画しているとのことです。現地で赤西さんと合流するということも考えられますね」(前出・芸能プロ関係者)
赤西&元SMAP4人という仰天コラボが中国で実現したりして!?